2019年7月30日 (火)

20190730b

昼食休憩から早いペースで指し手が進みました。進んだ手数は1時間で40手以上。すでに終盤戦に入っていますが、駒の損得、手番、玉の堅さで先手に利があり、西山女王が優位に立っています。

12時、藤井女流1級の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は▲西山女王49分、△藤井女流1級1時間9分。昼食は西山女王が冷やし中華(ほそ島や)、藤井女流1級は注文なし。対局は12時40分に再開されます。

Img_1777

Img_1778

Img_1779

20190730a

戦型は相振り飛車。西山女王は▲5六角(39手目)と手持ちの角を据えました。次に▲4五角△2二飛▲6四歩と急所のコビンを攻める順と、▲9五歩△同歩▲8四歩△同歩▲9二歩と角の利きを生かして香を取る2つの狙いがあります。後手はこの2つの筋を形よく受ける手段が難しそうです。西山女王が機敏な動きでリードを奪ったかもしれません。

第9期リコー杯女流王座戦本戦はベスト8が出そろい、2回戦が始まります。7月30日(火)には、西山朋佳女王と藤井奈々女流1級の一戦を中継。伊藤博文七段門下の同門対決です。両者は本局が初手合いとなります。

対局は東京・将棋会館で10時開始。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒の秒読み。先後は振り駒で決定します。

【ホーム | リコー】
https://www.ricoh.co.jp/

【経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版】
https://www.nikkei.com/

2019年7月24日 (水)

Photo_27 (勝った山口女流二段は2回戦に進出)Photo_24(山田女流四段は終盤で追い上げたが、駒損が大きかったか)
Photo_26 (感想戦は隣の部屋の対局に配慮して小声で行い、手短に20分ほどで終了)

以上で本局の中継は終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。次回の中継は7月30日(火)の西山朋佳女王-藤井奈々女流1級戦です。お楽しみに。