感想戦 (勝った岩根女流三段。本局は意欲的な仕掛けから局面をリードした。終盤は入玉模様で粘る後手の指し手に手を焼いたが、秒読みの中での冷静な指し回しが光った) (敗れた室田女流二段。粘り強い指し回しで混沌とした局面に持ち込んだがあと一歩、足りていなかったようだ。2期連続でのベスト4進出はならなかった) (駒の動かない感想戦。棋士同士では少なからず見られる光景である。頭の中の将棋盤が、それを可能にしている)