ご観戦ありがとうございました 勝った里見女流二冠は次戦、伊藤沙恵女流初段と関西将棋会館での対戦となります。関西将棋会館は今年初めから春先にかけて、耐震工事を既に済ませています。 (1階奥は装い新たになり、エレベーター横にあった自動販売機は移設された) 本日の中継はこれにて終了いたします。次回は8月28日(木)、準決勝第1局の甲斐智美倉敷藤花-西山朋佳奨励会二段戦をお送りします。ご観戦どうもありがとうございました。 (感想戦は17時17分に終了した)
終盤戦 図は15時30分過ぎの局面。里見女流二冠が指しやすそうな展開から井道女流初段も粘り強く追随しています。里見女流二冠は3四にいた飛車をひとつ浮き、角取りをかけました。▲5六角打と▲7八金の両方の狙いに対応した一手です。△3五飛までの残り時間は▲井道33分、△里見1時間29分。 (里見女流二冠はこのまま押し切れるか)
キラリっ娘 井道女流初段は当初は関西本部所属で、里見女流二冠と室田伊緒女流二段と3人で「キラリっ娘」(きらりっこ)というユニットを組んでいました。写真は関係者が持参した「キラリっ娘」特製マグカップ。イベントの賞品として作られた非売品とのこと。「KIC」はKana(かな),Io(いお),Chihiro(ちひろ)の頭文字を取ったものです。井道女流初段は今朝9時28分に棋士室に顔を出し、このカップを見ながら「懐かしい」と関係者と談笑していました。
さばき合いに 図は14時過ぎの局面。ちょうど14時になった頃からパタパタと手が進み、角・銀・桂が駒台に載るさばき合いになりました。棋士室ではこのさばき合いは先手も元気が出るのではないかと言われています。△4七角までの消費時間は▲井道1時間49分、△里見54分。 (井道女流初段はさばき合いから穴熊の堅さを生かせるか)
昼食休憩 12時10分、昼食休憩に入りました。この局面で井道女流初段が使った時間は15分。消費時間は▲井道1時間35分、△里見14分。昼食の注文は両者ともにありませんでした。対局は13時から再開されます。 (昼食休憩時の盤面)