2015年8月31日 (月)

第5期リコー杯女流王座戦挑戦者決定戦は、甲斐智美倉敷藤花と伊藤沙恵女流初段の組み合わせになりました。対局は9月11日(金)に東京・将棋会館で行われます。引き続き当サイトでお楽しみください。

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(本日の棋譜)

以上で本日の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

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── 連勝中の里見女流二冠に対して何か意識はありましたか?

伊藤 とりあえず自分のベストを尽くすことを心掛けていたのですが、前回の対局(第3期女流王座戦準決勝)は優勢の将棋を負けてしまい、それがずっと悔しかったので、リベンジの意味でも今日は勝ちたいなと思っていました。

── 今日の将棋を一局振り返っていかがですか?

伊藤 途中はあまり良いとは思っていませんでした。△6二歩(84手目)を見落としていて、本譜の順は仕方ないと思って進めていました。▲2四同角成(91手目)の局面でも攻め切れる自信はなくて、最後△7六香が詰めろになっていなかったので、もしかしたら勝ちになったかなと。

── 挑戦者決定戦に進まれた感想は?

伊藤 素直に嬉しいですね。

── 挑戦者決定戦(vs甲斐智美倉敷藤花)に向けての意気込みをお願いします。

伊藤 ここまで来たからには良い将棋が指したいですね。それで結果がついてくれば一番嬉しい。甲斐さんはこれまで何度もタイトルを取っている方ですし、過去2戦2敗なので、ぶつかっていく気持ちで臨みます。

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時刻は14時を回り、64手目△4六とまで進みました。角頭攻めを受けた里見女流二冠は、角金交換の順に踏み込み、その代償として4筋にと金を作っています。本局は、このと金が働きが勝負の鍵を握りそうです。

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(伊藤女流初段はどのタイミングで反撃に回るか)