2013年8月 8日 (木)

じっくり

20130808nakaihonda38_2先手が角交換し、じっくりとした将棋になりました。

図は△2四歩と打った局面。キズを消しながら間合いをはかった手です。ここで▲3六歩は自然な手ですが、飛車を横にかわせなくなるのがデメリット。▲3六歩△2五歩▲2八飛は、△5五角の筋を含みに後手から仕掛けられる可能性があります。

先手は▲3六歩を突かずに駒組みを進める手も視野にいれたいところ。早くも互いの構想力が問われる将棋になっています。

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(朝の中井女流六段。柔軟な棋風なので、本局のような将棋は得意形だ)

※本記事の写真撮影は、PENTAX K-30 を使用しました。