8月10日(金)は里見-清水戦 8月10日(金)は第2期リコー杯女流王座戦準決勝、里見香奈女流四冠-清水市代女流六段戦をお送りします。場所は関西将棋会館「水無瀬の間」。対局開始は10時。持ち時間は各3時間。先後は振り駒にて決定します。 本局の棋譜コメントは太郎記者、ブログは淡が担当します。よろしくお願い致します。今朝の天気は晴れ。(淡)
終局 18時4分、133手目▲7七歩を見て上田女王が投了しました。 先手玉に詰みはなく、△8二飛と受けても▲8一成銀△同飛▲6三角で受けがありません。 勝った本田女流二段は準決勝で中村真梨花女流二段と戦います。 (終局直後。勝って笑みがこぼれる本田女流二段) (熱戦の末に敗れた上田女王) (感想戦の様子) (野辺)
歩頭に金打ち 再び中盤戦に入るかと思われた局面でしたが、上田女王が積極的に打開。 飛車の利きを無理やり止めて、根本の金を外しにかかりました。 ここから▲3六同歩△6六角▲8四竜△同銀▲8三歩△8六歩▲同銀△8七歩▲同玉△8三金▲7二銀と激しく進んで99手目の現局面へ。 次の一手で100手になります。 互いに持ち時間が少なく、熾烈な終盤戦になりそうです。 (野辺)
16時ごろの局面 32分の考慮で△7二金としました。 他に△8二銀や△7二銀も考えられた局面でしたが、上田女王は△7二金と節約しても大丈夫と判断。 これが吉と出るか凶と出るか。 △7二金までの消費時間は▲本田2時間9分、△上田2時間28分。 以下▲5四竜△5三歩▲3四竜と進行しています。 (野辺)