昼食休憩
△4四歩の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲村田1時間12分、△西山57分。昼食休憩は12時10分から13時までです。
【棋譜コメントより】
阪口五段によれば、「現局面で休憩に入ると思います。先手は次は▲6七金と寄るでしょう。対して△4五歩が成立するかどうか。以下▲同歩△4一飛▲2四歩△4五桂▲2三歩成△3七桂成▲3二と△4九飛成▲2一飛成(参考図)。その局面は先手桂損ですが穴熊も堅く、難しい形勢だと思います」と見解を示してくれた。
(翔)
戦いはどこから
先手は松尾流穴熊、後手は高美濃に組みました。「穴熊も十分ですが、作戦勝ちというわけでもないです。△5四銀型もいい形ですからね。互角じゃないでしょうかどちらから仕掛けるのかは微妙ですね。難しいです」とは、本日関西将棋会館で立会人を務めている福崎文吾九段の感想です。
(3手目▲7六歩を指す村田女流二段)
(翔)
西山は中飛車
対局開始
村田の先手で対局が始まる
振り駒の結果、歩が3枚出て村田女流二段の先手になりました。
村田女流二段の初手は▲2六歩です。
(▲2六歩を指す村田女流二段)
(翔)
二次予選最後の1局 村田-西山戦
おはようございます。本日は関西将棋会館より村田智穂女流二段-西山朋佳2級(奨励会)戦をお届けいたします。
本局の結果で、本戦出場者が全て決まることになります。
(翔)
本日の棋譜
鈴木女流二段 ミニインタビュー
――本局を振り返って仕掛けの辺りの形勢判断はいかがですか?
鈴木女流二段 穴熊だったのですが△8八歩(56手目・1図)と打った局面は自信がなかったです。自玉は堅いことは堅いのですが……。消去法で△8八歩を選びました。
――優勢もしくは勝ちを意識した局面は?
鈴木女流二段 ギリギリの勝負が続いたのですが△4六歩(78手目)~△3六歩(80手目・2図)と打つことが出来て、これは先手玉は捕まるかなと。勝ちを意識したのは▲6八桂と桂を使わせて△2八香成(86手目)としたところです。
――本戦での抱負を聞かせて下さい。
鈴木女流二段 リコー杯では前期二次予選の岩根忍女流二段戦ではちょっと体調を崩してしまって悔しい思いをしたので、今期は体調管理も含めて万全で挑みたいと思います。前期の分まで精一杯ぶつけたいと思います。