2012年6月29日 (金)

032
(関西将棋会館での立会人を務める福崎文吾九段と、記録係の塚本隆三2級)

033
(西山朋佳2級)

036
(村田智穂女流二段が対局室に戻ってきた)

040
(対局再開)

049
(55手目▲6七金寄を着手)

(翔)

_54△4四歩の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲村田1時間12分、△西山57分。昼食休憩は12時10分から13時までです。

Sankou【棋譜コメントより】
阪口五段によれば、「現局面で休憩に入ると思います。先手は次は▲6七金と寄るでしょう。対して△4五歩が成立するかどうか。以下▲同歩△4一飛▲2四歩△4五桂▲2三歩成△3七桂成▲3二と△4九飛成▲2一飛成(参考図)。その局面は先手桂損ですが穴熊も堅く、難しい形勢だと思います」と見解を示してくれた。

(翔)

_45先手は松尾流穴熊、後手は高美濃に組みました。「穴熊も十分ですが、作戦勝ちというわけでもないです。△5四銀型もいい形ですからね。互角じゃないでしょうかどちらから仕掛けるのかは微妙ですね。難しいです」とは、本日関西将棋会館で立会人を務めている福崎文吾九段の感想です。

025
(3手目▲7六歩を指す村田女流二段)

(翔)

_34
序盤の注目点は、振り飛車党の西山2級の飛車の振る場所でした。一次予選では四間飛車(古川彩子女流二段戦)、石田流(久津知子女流初段戦)を採用した西山2級は、本局はゴキゲン中飛車を採用しました。
村田女流二段は得意の居飛車穴熊で迎え撃っています。

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(西山2級は胸に奨励会のバッジをつけて対局している)

(翔)

2012年6月28日 (木)

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本日の中継は以上です。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。
次回の中継は6月29日(金)村田智穂女流二段-西山朋佳奨励会2級戦です。
二次予選、最後の一局となります。お楽しみに。

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――本局を振り返って仕掛けの辺りの形勢判断はいかがですか?

鈴木女流二段 穴熊だったのですが△8八歩(56手目・1図)と打った局面は自信がなかったです。自玉は堅いことは堅いのですが……。消去法で△8八歩を選びました。

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――優勢もしくは勝ちを意識した局面は?

鈴木女流二段 ギリギリの勝負が続いたのですが△4六歩(78手目)~△3六歩(80手目・2図)と打つことが出来て、これは先手玉は捕まるかなと。勝ちを意識したのは▲6八桂と桂を使わせて△2八香成(86手目)としたところです。

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――本戦での抱負を聞かせて下さい。

鈴木女流二段 リコー杯では前期二次予選の岩根忍女流二段戦ではちょっと体調を崩してしまって悔しい思いをしたので、今期は体調管理も含めて万全で挑みたいと思います。前期の分まで精一杯ぶつけたいと思います。

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