14時5分頃の局面。△7九とと銀を取ったところだ。△7九とまでの消費時間は▲清水1時間38分、△加藤56分。激しい殴り合い、どちらの読みが優っているのか。互いに引くに引けない展開となっている。
【Twitter解説】
「妥協のない終盤です。ここで▲7一銀と打てば一直線に勝負が決まります。▲2一馬だとまだ変化はありますが、8七へ飛車成りを許さないメリットと後手玉への響きが薄いデメリットがあります。ただし先手玉を捕らえるのも難しい。▲7一銀から一直線に攻め合う順は加藤さんも読んでいると思いますが、一見ぼんやりした▲2一馬を読んでいるかどうか。▲2一馬と指せば先手が良くなる感じがします。」(真田七段)。
(吟)