11時過ぎの局面 11時過ぎ、消費時間は▲中村36分、△山口11分。記者が棋譜を返しにいくと、両対局者ともに席を外していた。指し手が早いが時間は中終盤に取っておくと言うことだろう。山口女流初段は本戦入りを決めたあと「3時間の将棋ではここまで1つしか勝てていなかったので(注・持ち時間3時間の将棋は、女流ではタイトル戦以外では最長)、克服できるよう頑張りたいと思っています」と語っていた。 (吟)