（勝った西山白玲・女王）

（敗れた千葉女流四段）

※感想戦は別室に移動して行われました。

以上で本局の中継を終了いたします。
ご観戦いただき、ありがとうございました。

（玉響）

▲西山－△千葉戦は西山白玲・女王が勝ちました。次戦では矢内理絵子女流五段－室谷由紀女流三段戦の勝者と対戦します。終局時刻は14時56分。消費時間は、▲西山１時間11分、△千葉３時間０分。

図は14時30分頃の局面。すでに終盤戦で、駒損の先手が後手玉を寄せきれるかどうかが焦点です。形勢はまだハッキリしませんが、常に自玉の詰み筋を読まなければならない後手が神経を使う展開といえます。

（玉響）

（玉響）

12時、この局面で西山白玲・女王が９分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲西山34分、△千葉１時間24分。昼食注文は、西山白玲・女王が「チラシ・並」。千葉女流四段の注文はなし。対局は12時40分から再開されます。

（昼食休憩時の高雄の間）

（手番の西山白玲・女王側から撮影）

（玉響）

西山白玲・女王の初手▲７八飛から対抗形に進んで図の局面を迎えました。
△４五歩が直前の▲５九角に反応した仕掛けで、△６六角を狙っています。先手に誘われているようですが、千葉女流四段は隙ありと見て踏み込んでいきました。

振り駒は西山白玲・女王の振り歩先で行われ、「歩」が４枚。西山白玲・女王の先手番で開始されました。

（朝は西山白玲・女王、千葉女流四段の順に入室）

（西山白玲・女王）

（千葉女流四段）

（玉響）

７月４日（月）は、第12期リコー杯女流王座戦本戦１回戦の西山朋佳白玲・女王－千葉涼子女流四段戦が東京・将棋会館「高雄」で行われます。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）。切れたら１手60秒未満の着手。先後は振り駒で決定されます。

本局の棋譜コメントとブログ更新は玉響、写真撮影は文が担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。

【棋譜再生ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/12/joryu_ouza202207040101.html 

（玉響）

（加藤清麗が１回戦突破）

（小高女流初段は力の出せない終盤戦になってしまった）

以上で本局の中継を終わります。

ご観戦いただきましてありがとうございました。

▲加藤桃－△小高戦は14時27分、91手で加藤清麗が勝ちました。消費時間は、▲加藤１時間６分、△小高２時間39分（持ち時間は各３時間）。