図は14時35分頃の局面。すでに激しい戦いに進んでいます。
先手は銀損を避けることができませんが、次に▲８六歩と突けば後手の飛車を捕獲できます。問題はその余裕を得られるかどうか。ここから勝負どころです。

14時半の少し前に、対局室におやつが運ばれました。

加藤女流王座は「フルーツ盛り合わせ」「アイスレモンティー」。

伊藤女流二段は「ホテル特製チーズケーキ」「ミルクティ」。

本局に使用されている駒は、大竹竹風作・菱湖書の盛上駒です。

12時50分過ぎに加藤女流王座、すぐ続いて伊藤女流二段が戻ってきた。

再開してまもなく、加藤女流王座は△８二角と引いた。

12時を回り、図の局面で加藤女流王座が29分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲伊藤23分、△加藤１時間18分。対局は13時に再開されます。

加藤女流王座の昼食は「牛タン焼き」「仙台名物 海笹かまぼこ」「フレッシュグレープフルーツジュース」。

伊藤女流二段は「ホテル特製ビーフカレー」。

図は11時半頃の局面。
伊藤女流二段は左の銀をぐいぐい前進させて７筋から後手の角頭を狙って仕掛けました。

「次に△３七角成▲同桂△７五飛と２枚換えの筋があるので何か対処が必要な局面です。先手が積極的に仕掛けましたが、３七の銀と７五の銀のバランスが悪い格好なので、怖いところもあります」（中村太地六段）

実戦は図から▲６四歩と、さらに積極的に動いてます。この手を見て、控室でも検討が本格的に始まりました。

タイトル戦、初対局で堂々と仕掛けた伊藤女流二段。

現地イベントは10時半から始まった。午前中から多くのお客様が来場している。

中村太地六段。まだ序盤ということで、歓談が中心だ。

聞き手は山口恵梨子女流初段。

飯野女流１級の指導対局は満席に。

【現地イベント情報】（再掲）

現地ではイベントが開催されています。大盤解説会や指導対局、サイン会など盛りだくさんの内容でお送りいたしますので、皆さまお誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。

【日時】
10月22日（木）　受付10：00　開始10：30～終局まで

【場所】
ホテルメトロポリタン仙台　4階「芙蓉」

【参加費】
一般：1,000円、中学生以下：500円(当日申し受け)

【出演】
山口恵梨子女流初段、飯野愛女流1級
ゲスト棋士　森下卓九段（立会）、中村太地六段（大盤解説者）

詳しくはこちらのページをご覧ください。
・第5期リコー杯女流王座戦　第1局前夜祭とイベントのご案内（日本将棋連盟ＨＰ）

11時を回り対局室におやつが運ばれました。

加藤女流王座はホテル特製チーズケーキとホットコーヒー。

伊藤女流二段はマスクメロン。飲み物注文はなし。

奥山恵美子 仙台市長による振り駒の結果、先手は伊藤女流二段に決まった。

伊藤女流二段は初手▲７六歩。

加藤女流王座は少し間を取って△３四歩と応じた。

伊藤女流二段は３手目▲６六歩。

図は10時40分頃の局面。
局面は矢倉模様に進んでいます。後手が飛車先を突いていないことと、美濃囲いに構えていることが特徴です。