カテゴリ「第28期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2015年8月 3日 (月)

Image_19_2

永瀬の竜王戦成績は32勝7敗(0.821)。第24期~第26期の3期連続でランキング戦で優勝している。今期は4組決勝で村山慈明七段を破って優勝。4度目の決勝トーナメント進出を果たした。


Image_18

羽生の竜王戦成績は138勝79敗(0.636)。
竜王戦は挑戦13回、獲得は6期。永世竜王資格の条件である獲得7期まで、あと1期と迫っている。


両対局者は今期ランキング戦2組決勝でも対戦しています。本局とは先後逆で、戦型は矢倉でした。

 第28期竜王戦ランキング戦2組決勝
 平成27年 5月27日 於・東京・千駄ヶ谷・東京将棋会館

 持ち時間   ▲七段 稲葉 陽
 各5時間     △棋王 渡辺 明

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △6二銀
▲2六歩 △4二銀 ▲2五歩 △3三銀 ▲3八銀 △3二金
▲2七銀 △5四歩 ▲2六銀 △5三銀 ▲7八金 △4四銀右
▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △3一角 ▲6六歩 △7四歩
▲7九角 △7三桂 ▲6七金左(a)△9四歩 ▲9六歩 △4二角
▲4六歩 △5五歩 ▲3六歩 △5三銀 ▲6八角 △6四銀
▲3八飛 △4四銀 ▲3五歩 △同 銀 ▲同 銀 △同 歩
▲同 飛 △2八銀 ▲7五歩(b) △8五桂 ▲7四歩 △7二飛
▲7六銀 △2九銀成▲8六歩 △7五桂 ▲8五歩 △6七桂成
▲同 銀 △1九成銀▲4五桂 △3三歩 ▲2四歩 △同 歩
▲2二歩 △同 金 ▲3九飛 △7五香 ▲2三歩 △3二金
▲5四桂 △3一角 ▲2二銀 △同 角 ▲同 歩成△同 金
▲6五歩 △同 銀 ▲5三桂不成△3二玉 ▲4一角 △3一玉
▲6三角成△5二金 ▲7二馬 △6六歩 ▲同 銀 △同 銀
▲6一飛 △3二玉 ▲6六飛成△6七歩 ▲7五竜 △6八歩成
▲同 玉 △6四銀 ▲8四竜 △7六歩 ▲4一桂成(c)△同 玉
▲8一竜 △3二玉 ▲3一銀 △1二金 ▲4二桂成△同 金
▲6三馬 △5二桂 ▲2三歩 △4一桂 ▲4二銀成△同 玉
▲7三歩成△5三金 ▲6二馬

 まで、111手で稲葉 陽七段の勝ち。
(消費時間=▲4時間30分、△4時間59分)

20150802a_2

稲葉七段は最近屋敷伸之九段が得意としている矢倉棒銀を採用。ただし普通の矢倉には組まず、6七に左金を上がる趣向を見せる。


20150802b

渡辺棋王が△2八銀と打って駒得を図ったところで▲7五歩が鋭い反撃。6九玉型が生きている。ここからはっきり先手有利に。


20150802c

渡辺棋王も懸命に追いすがり、一時は難しくなったと思われた局面もあったものの、この▲4一桂成が寄せの決め手。稲葉七段が2組優勝を決めた。

11時30分頃、中継室には遠山雄亮五段、千葉幸生六段が来訪。対局の進行を見守りつつ、関係者と談笑しています。

Image_15

(「無事に中継できているようで安心しました」と遠山五段)

Image_14(千葉六段はお土産に揚げまんじゅうを手に来訪)

Dsc_1047_2

Dsc_1049

2組2位の渡辺明棋王と2組優勝の稲葉陽七段。それぞれの竜王戦での成績を紹介いたします。

Dsc_3109a 渡辺棋王の竜王戦での成績は66勝26敗(0.717)。第14期(2000年)からの参加で、第17期にランキング戦4組優勝から決勝トーナメントも勝ち上がり五段で挑戦者に。七番勝負では森内俊之竜王(当時)をフルセットの末に破り、竜王位を奪取した。その後第25期まで防衛を続け、9連覇を果たす。全棋士中唯一の永世竜王の資格保持者。七番勝負出場10回。挑戦者決定戦進出1回。決勝トーナメント進出は11期ぶり2回目。


Dsc_3090a_2 稲葉七段の竜王戦での成績は29勝8敗(0.784)とかなりの好成績。第22期(2008年)からの参加で、ランキング戦優勝4回。決勝トーナメント進出も今期が4回目(3期ぶり)。6月29日に行われた決勝トーナメント、対豊島将之七段(1組3位)戦で勝利し、初の準決勝進出を決めた。

17

▲永瀬-△羽生戦は相矢倉から、先手が早囲いを含みにした駒組みをしています。相矢倉では主流であった4六銀・3七桂型に有力な対策が現れた影響で増えてきている指し方です。

永瀬六段は佐藤康光九段戦と同じ作戦を採用しました。

【第28期竜王戦決勝トーナメント▲永瀬六段-△佐藤康九段戦】

http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/28/ryuou201507240101.html

稲葉七段は9時30分には入室していました。渡辺棋王は9時45分頃に対局室入り。 渡辺棋王の振り歩先で行われた振り駒の結果は歩が3枚。渡辺棋王の先手です。

Dsc_3086a(稲葉陽七段は早目の入室で気合十分)

Dsc_3097a(渡辺棋王も姿を見せる)

Dsc_3107a

Dsc_3124a

Dsc_3136a(開始を待つ)

東京・将棋会館の耐震工事のため、本日より東京の対局は東京都千代田区、「都市センターホテル」で行われます。

 

【都市センターホテル ホームページ】

http://www.rihga.co.jp/toshicenter/index.html

 

 

1日のスケジュールは以下のようになります。

 

対局開始 10:00

昼食休憩 12:00~13:00

夕食休憩 18:00~19:00
 
また、昼食、夕食の出前注文はありません。
 

Image_1

Image_0

Image_4

(9時頃の対局室。ホテルの一室を使用して行う)

Image_2

(対局室の窓からの景色)