カテゴリ「第26期竜王戦七番勝負第3局」の記事 Feed

2013年11月 7日 (木)

1日目の夕食は関係者による会食でした。料理を紹介します。
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20131107_y4(刺し身の内容は、マグロ、ヒラマサ(現地ではヒラスと呼ぶ)、サンマ、サワラ)

20131107_y5(サワラの焼き魚)

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20131107_y8 (数人がラーメンを追加で注文した。注文した渡辺竜王はペロリと平らげた)

20131107_c4 (森内名人が封じ手を書くのを待つ)

20131107_c5 (52手目△6四飛の局面で1日目終了)

20131107_c6_2 (封じ手に署名する渡辺竜王)

20131107_c7 (森内名人が加藤九段に封じ手の封筒を手渡す)

20131107_c8 (1日目終了

20131107ryuou_52_4図の52手目△6四飛で18時になり、森内名人が53手目を封じることになりました。森内名人は指し手を決めていたようで、すぐに封じ手の意思表示をしました。
これで1日目は終了。2日目は8日9時に開始されます。

20131107ryuou_52_3加藤「いま△6四飛と回ったところです。ここで▲7三馬が普通ですが、△7六歩▲8八銀△5六銀▲6六歩△6七銀成▲同金△4九角▲3九銀△5八金(途中図)▲7八玉△5六歩▲同金△5五歩▲同金△5七金▲6九香△6六飛(結果図)でこうなると、後手の攻めが決まります。△5八金は普通はない手なんだけど、▲同飛と取ると、△同角成▲同玉△7八飛の王手銀取りがあるんです。森内名人の▲9六歩はどうだったのかな。▲8八銀と引かされると壁銀で詰まっちゃうから端歩が生きないんじゃないかな」
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20131107_c3 (豊川七段と49手目▲9六歩について話し合う)

20131107_c2 (封じ手の封筒に署名する)

20131107_c1 (17時からは中田功七段と村山六段が解説担当)

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中田・村山「△6四飛に▲5七銀か▲7三馬か。▲5七銀だと、△7六歩▲8八銀△3九角▲3八飛△5七角成▲同玉△6六銀打(参考図)。これは先手が一方的に攻められてしまうので避けるべき変化ですね。▲7三馬は△5六銀▲6六歩△6七銀成▲同金△5八金▲同飛△同角成▲同玉△7八飛(参考2図)となると後手が良さそうです。後手は玉が堅いので攻めがつながればいいんです」
中田「渡辺竜王は1日目でよく決断されましたね。よくなる手順があると考えられているのでしょう」
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20131107_bb9 (登山道の途中に神社がある)

20131107_bb10_2 (8合目からが強敵)

20131107_bb11 (登りきって山頂へ)

20131107_bb12_3(山頂の句碑)

20131107_bb13 (筑紫野市と太宰府市を見る)

20131107_bb14 (福岡市方面)

20131107_bb15 (天拝山から大丸別荘をみる)

大丸別荘の西側に天拝山という標高258メートルの山があります。菅原道真が太宰府に左遷された 後、無実の罪をはらすため山頂で天を拝んだという伝説が山名の由来です。
地元に愛されている山で山登りする方も多いです。
今朝は雨でしたが、10時ごろに晴れ間が広がりました。

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20131107_bb7 (1合上がるごとに句碑が設置されている)

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15時からは豊川孝弘七段と今日の午後に来られた村山慈明六段による解説会が行われています。

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20131107_bb1豊川 「前に渡辺さんの年間勝率1位を阻止したことがあったんですよ(2003年3月末の対戦で豊川七段が勝ち、渡辺竜王は年間勝率2位になった)」
村山「そのときって、豊川さんはまだCクラスでしたよね。当時から渡辺さんと仲がよかったのですが、竜王は『強い人がなんでCクラスにいるんだろう』と言っていたんですよ」
豊川「竜王は見る目があったんだ。へぇ、ほんとですか。夕食のときにお酌しないといけないかな」