2020年11月の記事
2020年11月 8日 (日)
豊島竜王が押し切ったか
羽生九段が一分将棋に
ここで羽生九段が残り1分に。以降は1手60秒未満で指す必要があります。対する豊島竜王も残り3分と余裕はありません。局面のみならず、残り時間の関係でも大詰めを迎えています。
寄るか、寄らないか
一気に終盤戦へ
仁和寺(4)
わずかに後手が抜け出した
嵐山(3)
激化の予感
16時台、徐々に両者の着手ペースが上がってきました。この▲2八玉は次に▲3五角△同角▲同飛と角交換をしたとき、以下△6五銀▲同銀△5七角が王手飛車取りにならないように3九玉型を回避した意味です。
「先手は次に▲3五角△同角▲同飛としたあと、▲8三角と打ち込むといった明確な狙いがあります。美濃囲い対居玉という模様なので、堅さを主張に戦えます。対する後手はそうされないよう、何とか動いていきたいですよね。進行の一例は、現局面から△6五銀▲同銀△9九角成▲7七角△同馬▲同金に△3四香(変化図)から先手玉のコビンを攻めてどうかです。その前に△1五歩▲同歩を利かすかなどは考えます」(畠山鎮八段)
いずれにせよ、そろそろ本格的に駒がぶつかってきそうです。