2020年10月の記事
2020年10月10日 (土)
2日目 朝の様子(2)
2日目 朝の様子(1)
封じ手は▲2七同飛
封じ手は▲2七同飛でした。控室の本命です。豊島竜王はすぐに△4五桂と攻めています。
2日目の動画中継
14時から大盤解説会を中継
解説:佐藤康光九段、森内俊之九段、梶浦宏孝六段
聞き手:矢内理絵子女流五段、中村桃子女流初段
8時45分開始
解説: 藤井猛九段
聞き手:上田初美女流四段
開演8時30分
解説者:阿久津主税八段、三枚堂達也七段
聞き手:本田小百合女流三段、山根ことみ女流二段
2日目のスケジュール
2020年10月 9日 (金)
封じ手予想と展望
控室の封じ手予想は(1)▲2七同飛が本命です。対抗で(2)▲5八飛です。(3)▲3三角成は△4二銀打▲同馬△同玉で先手が大変とみられています。もっとも、▲3三角成で後手が悪いなら、豊島竜王は△2七歩と指さないともいえます。
森内九段は「豊島竜王が細い攻めを敢行しました。後手の攻め、先手の受けの展開ですが、後手陣は堅いわけではなく反動がきついのでリスクを負わずに攻めたいところです。
それにしても、△2七歩はよく指しましたね。歩切れになりますし、
単に△4五桂▲1一角成△2七歩(参考図)として、▲1八飛と逃げてくれるならこちらを選びそうなところです。本譜は攻めきれないと負けになる恐れがありますから△4五桂とする人が多いと思います」、
佐藤康九段は「現代の最先端で、両者の研究と読み合いが非常に濃密な一日でした。すべての変化が読みに直結する、短手数ですが対局者は疲労する展開ですね」とコメントしました。
1日目の更新は以上となります。
2日目の戦いもご期待ください。
封じ手(2)
封じ手(1)
羽生九段が27手目を封じる
図の26手目△2七歩の局面で18時になり、羽生九段はすぐに27手目を封じる意思表示をしました。1日目の消費時間は▲羽生3時間54分、△豊島3時間50分。
対局は10日9時に再開されます。