1957年、日本で初めて設置された花時計です。計画段階から市民や企業の好意的な声が寄せられ、多額の寄付金が集まったことで、市民が神戸市に寄贈するという形で製作されました。文字盤に色鮮やかな花が植えられ、そのデザインは市民の公募によって定期的に決められます。設置場所である神戸市役所2号館北側は各線の三宮駅から近いこともあり、待ち合わせスポットとしても親しまれてきました。
2018年11月、市役所本庁舎の再整備に伴う措置として移転開始。2019年3月、500メートルほど南に位置する東遊園地の南端に仮移転しています。
(15度の傾斜により高い位置からよく見える。撮影時のデザインは、生涯学習のマスコット「マナビィ」)



豊島名人が自陣に銀を埋める受けで応じました。もうひとつの継ぎ盤の検討内容について、谷川九段にお伝えいただきました。
「ここで△7八馬▲同玉△6八金▲同銀△同桂成▲同玉△8八飛という筋が考えられますが、以下▲7八角には△5九角(変化図)で先手玉は寄りそうです。上部脱出の変化があるかもしれませんので、まだハッキリと『寄る』とはいえませんが。後手玉については、仮に▲1四歩と垂らされてもまだ先手の持ち駒が金駒2枚ほど足りないです」(谷川九段)



広瀬竜王が攻め合いを選んだところです。現在の控室ではふたつの継ぎ盤で検討が進められておりますが、その片方の検討内容を西川和六段に代表してお伝えいただきました。
「後手は代えて△1三玉のような曲線的な指し回しも可能でしたが、本譜は攻めていきました。ここで候補手は▲7九歩で、この底歩が受けによく利きます。後に5六桂を取る手がありますし、7八金を馬で切られても▲7八同玉~▲8八玉と進めれば7九歩が堅い駒として残ります。しかし後手玉も寄る形ではありません。私はやや後手持ちですが、まだまだ難しいと思います」(西川和六段)
1時間以上考えての着手で、豊島名人は残り1時間を切りました。16時台、この長考中に現地大盤解説会では出演者が変わり、現在は井上九段と脇田女流1級が担当中。







控室では驚きの声が上がりました。攻め合いの手ですが、▲7一飛~▲7三飛成が間に合うと指せなくなるため、谷川九段からは「絶妙のタイミング」との見解が示されています。変化はいくつかありますが、例えば▲7六同銀右には△3六角と出る味がよいようです。豊島名人は30分以上の熟考に沈んでいます。








先手は角損で、5四桂も取られそうですが、代わりに91手目▲4三飛成で後手陣に食いつきました。継ぎ盤では「ギリギリです。後手も入玉含みだからなぁ」の声。