2019年11月の記事

2019年11月10日 (日)

15時、両対局者におやつが運ばれました。注文は、広瀬竜王が「チーズケーキ」と「ホットレモンティー」、豊島名人が「チーズケーキ」と「グレープフルーツジュース」。

Img_8670_oyatu01 (両対局者が注文した「チーズケーキ」)

Img_8675_oyatu02 (広瀬竜王の注文)

Img_8681_oyatu03 (豊島名人の注文)

Img_8663_kisi_ino_2 (前夜祭では日本将棋連盟常務理事として登壇した井上九段。いまは継ぎ盤と真剣に向き合っている)

Img_8653_kisi_nisi_2 (昼になって来訪した西川和宏六段は、「難解な局面ですよね」と継ぎ盤の面々に声を掛ける)

Img_8656_h1400_2 (その継ぎ盤では、師弟コンビが検討を続けていた)

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漫画『将棋めし』の作者である松本渚さんが控室に来訪しました。広瀬竜王は、この作品の棋譜監修担当です。現在『将棋めし』は月刊フラッパーで連載中であり、最新号では今期竜王戦七番勝負第4局の対局場である「常磐ホテル」が舞台になっています。

【松本渚@将棋めし|Twitter】
https://twitter.com/matsumon23

【月刊コミックフラッパー】
https://comic-flapper.com/

【将棋めし|ComicWalker】
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF01000035010000_68/

Img_8644_mesi02 (『将棋めし』最新5巻の表紙)

_8312時30分、▲4四銀の局面で広瀬竜王の考慮が33分を記録し、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲豊島4時間54分、△広瀬5時間49分。昼食の注文は、広瀬竜王が「うな重膳」、豊島名人が「神戸ポークの"勝(カツ)"カレー」と「野菜サラダ」と「アイスレモンティー」。対局は13時30分に再開します。

Img_8601_h_ban (先手は持ち駒なし)

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Img_8489_k1150a (休憩に入っていた大盤解説会が再開。ここでゲスト解説が紹介された)

Img_8516_k1150b (谷川九段だ。本局の立会人であるとともに、都成五段の師匠である)

Img_8539_k1150c (封じ手についての解説もあった。客席前列のファンたちが身を乗り出す)

Img_8550_k1150d (師匠との登壇に、弟子から満面の笑みがこぼれる場面も多い)

_80桂に当てられていた4二飛を、7二地点に逃げたところ。代えて△5四同歩と桂を取り払うのが鉄板だとして、その先の変化を継ぎ盤では深く検討されていました。本譜を見た各棋士からは驚きの声が上がり、「あんなに調べたのに……」と肩を落とす棋士の姿も。

Img_8487_h1120a (記者のパソコンで進行を確認する谷川九段と、スクリーンの盤面に集中する小林裕七段)