再開明けの一手は△９五香。▲同香には△９七角、▲同金には△８八歩成▲同玉△８六歩の狙いと思われます。香捨ては明らかにギアを上げた手で、午後の戦いはスピードアップしそうです。中村太七段は「決めにいっている感じがしますね」と話しました。

（２日目朝の広瀬竜王）

（広瀬竜王が入場）

（続いて豊島名人）

（竜王戦プレミアムの方が観戦）

（観戦者のために、舞台右手の壁にプロジェクターで盤上映像を映している）

（第１局を制するのはどちらか）

12時30分、図の局面で豊島名人が９分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島４時間51分、△広瀬５時間37分。昼食は豊島名人が鶏照り焼き重、広瀬竜王がビーフカレーの温野菜添え。対局は13時30分から再開されます。

（休憩中の舞台）

（佐藤康九段が竜王戦プレミアムで解説中）

（87手目▲２九飛で後手の広瀬竜王が長考中）

控室の橋本八段は「後手がいいのは間違いないですが、（後手が攻めると）反動もきついので慎重になる」と話しています。

再び渋谷駅に戻り、周辺を散策しました。東急は渋谷の再開発プロジェクトを進めており、街はさらなる発展を遂げそうです。

【渋谷再開発情報サイト｜東急株式会社】
https://www.tokyu.co.jp/shibuya-redevelopment/index.html

（おなじみの１０９も東急資本。とう＝１０、きゅう＝９が由来という）

（将棋祭りでも知られる東急百貨店東横店は本年度末に閉店。再開発予定）

（中央の高いビルは渋谷スクランブルスクエア。11月１日に第１期開業）

（渋谷ヒカリエ。昨年の大盤解説会場だった。今年はセルリアンタワー）

（ヒカリエから渋谷駅を見下ろす）

（ヒカリエでは街の模型が展示されていた。写真右がセルリアンタワー）

ＮＨＫ放送センターから南東に向かい、金王八幡宮を目指します。金王八幡宮は1092年の創建と伝えられ、渋谷という大都市にありながら、とても静かな空間です。鳥や虫の声を聞くこともできました。

【金王八幡宮】
https://www.konno-hachimangu.jp/index.html

（金王八幡宮）

（社殿）

（散策の途中、ラグビーワールドカップ2019日本大会の旗を見つけた）

セルリアンタワー内にあるバー「ベロビスト」では、Ｗ杯開催期間中の期間限定でポップアップバーが登場。今月13日には日本VSスコットランド戦が行われる予定です。

【Limited Addition Bar For The Rugby】
https://www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/event/limitedadditionbarfortherugby/index.html

スクランブル交差点からセンター街を抜け、新宿方向に向かいます。渋谷は現代文化の情報発信地ともいえる街で、わずかな時間の間に大きなビテオカメラを携えた撮影スタッフ３組とすれ違いました。

（センター街の入り口）

（読売新聞９日朝刊によると、豊島名人はＮＢＡのウォリアーズ・ファンらしい）

（センター街を歩く人たちは年齢、国籍もさまざま）

（2019年はタピオカ・ミルクティーが大流行した。センター街でも店が多数）

（センター街から少し歩くとNHK放送センター。2020年に建て替え着工予定）

（さらに北に進むと明治神宮があり、新宿に至る。北東に進めば東京・将棋会館）

10月９日、渋谷の街を歩いてみました。出発地点は渋谷駅。ＪＲ（山手線、埼京線、湘南新宿ライン）、東急（東横線、田園都市線）、京王（井の頭線）、東京メトロ（銀座線、半蔵門線、副都心線）が乗り入れる巨大ターミナルで、利用者数は世界でもトップクラスです。

（渋谷駅）

（駅を出ると。ハチ公像がある）

（人気の撮影スポットで行列ができていた）

（忠犬ハチ公小伝）

（ハチ公像の先にはスクランブル交差点）

（平日の14時でも青信号になると数百人が行きかう）

（スクランブル交差点は外国人の方に人気で、動画を撮影する人が多い）

将棋プレミアムでは、朝から深浦康市九段が解説しています。聞き手は内田晶さん。テレビの囲碁・将棋チャンネルでも13時から放送が始まります。

【将棋プレミアム】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live.html?live_id=7152211aa29826b75cc942688ebf35e4

上の写真は10時39分の将棋プレミアムの映像。86手目△７一飛が指された場面です。１日目の戦いは盤面右側が主戦場でしたが、２日目は広瀬竜王が反撃に移り、左側で戦いになっています。

（本日の竜王戦プレミアムは橋本崇載八段のトークショーで始まった）

（聞き手は山口恵梨子女流二段）

（指導対局も行われている。中村太地七段）

（指導を受けているのは竜王アカデミー受講生の子どもたち）

（子どもたちには色紙も贈られた）