2018年11月の記事

2018年11月24日 (土)

竜王戦第4局2日目の動画中継のお知らせです。

■将棋プレミアム■ 配信開始8時45分
第31期 竜王戦 七番勝負 第4局【2日目】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=58930ee50b748b34e71982f277a0eaac
(解説者)深浦康市九段
(聞き手)野田澤彩乃女流1級

深浦康市九段野田澤綾乃女流1級

■ニコニコ生放送■ 配信開始8時30分
第31期竜王戦 七番勝負 第4局 二日目
http://live.nicovideo.jp/gate/lv315581817
(解説者)永瀬拓矢七段、佐々木勇気七段

永瀬拓矢七段佐々木勇気七段


■AbemaTV■ 配信開始8時30分
第31期 竜王戦 七番勝負 第四局 2日目
https://abema.tv/channels/shogi/slots/EoYHhCaqC7Cu6P
(解説者)木村一基九段、北浜健介八段
(聞き手)山根ことみ女流初段、武富礼衣女流初段

木村一基九段北浜健介八段

山根ことみ女流初段武富礼衣女流初段


以上で本日のブログ更新を終了いたします。封じ手開封は明日の9時ですのでお楽しみに。

竜王戦第4局2日目の大盤解説会のお知らせです。

■現地大盤解説会■ ※定員数に達したため、申し込みは終了しています。

「市民交流プラザふくちやま(3階市民交流スペース)」
(住所)京都府福知山市駅前町400 ※JR、京都丹後鉄道「福知山駅」下車すぐ
(時間)11月25日(日)10時30分から終局まで(受付開始9時30分)
(解説者)長沼洋七段、中村亮介六段
(聞き手)村田智穂女流二段、藤井奈々女流2級

長沼洋七段中村亮介六段

村田智穂女流二段藤井奈々女流2級

■名古屋・大盤解説会■ 

「読売新聞中部支社(5階会議室)」
(住所)愛知県名古屋市中区栄1丁目2-1
(日時)11月25日(日)16時から最長20時まで
(料金)1,200円
(定員)100人
(解説者)杉本昌隆七段
(聞き手)中澤沙耶女流初段

杉本昌隆七段中澤沙耶女流初段

■関西将棋会館・大盤解説会■ 

「関西将棋会館」
(住所)大阪府大阪市福島区福島6丁目3-11
(日時)11月25日(日)17時から終局まで(受付開始16時30分)
(料金)一般1,500円 ※各種割引あり
(解説者)小林健二九段
(聞き手)石本さくら女流初段

小林健二九段石本さくら女流初段

羽生竜王
(封じ手の記入を終えた羽生竜王が戻った)

署名
(広瀬八段が封筒に署名をする)

封じ手
(封筒は再度、羽生竜王の手に渡り、立会人の谷川九段に預けられた)

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1日目終了
(駒を片づけ終えて一礼。1日目が終了した)

広瀬八段
(広瀬八段は羽生竜王が退室したあとも、しばらく棋譜を眺めていた)

明智光秀

■明智光秀■

明智光秀は「本能寺の変」で主君の織田信長を討ち、謀反人のイメージで語られることも多いですが、連歌や茶道にも造詣が深く、かつての所領であった福知山では、城下町の建設にともなって治水対策に尽力し、税の免除や楽市楽座を設けるなど経済の発展に力を入れ、善政を行った君主として慕われています。

その政治的手腕は、最先端の教養と知識を備えた人物とされ、信長に仕える前の出自や経歴については不明な部分が多いものの、流浪の中で学問、鉄砲の技術、城攻めなどの戦略や知識を重ねていったと考えられています。

南蛮道具足
(福知山城内には明智光秀に関する多くの資料が展示されている)

御神刀
(御神刀と四ツ目紋章鞘)

麒麟がくる
(2020年のNHK大河ドラマは、明智光秀を主人公とした『麒麟がくる』に決定)

光秀くんとひろこさん
(福知山観光協会のイメージキャラクター、光秀くんとひろこさん)

△7五同歩

時刻は17時を回り、図の64手目△7五同歩の局面で、広瀬八段の考慮が1時間を超えました。控室の検討陣は「7筋を突き捨てたからには▲7四歩と打つでしょう」と話していますが、果たして別の選択肢はあるでしょうか。封じ手時刻は18時。どちらが、どのタイミングで封じるかにも注目が集まります。

広瀬八段

控室
(控室では「歩を突き捨ててから長考するのも不思議ですよね」との声がある)

観光案内所
(こちらは福知山駅前にある観光案内所)

将棋グッズ
(竜王戦の開催を記念し、将棋グッズが限定販売されていました)

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(子ども大会との相乗効果もあり、多くの商品が売り切れに)

「市民交流プラザふくちやま」では、15時から「竜王アカデミー」が開講されました。竜王獲得経験のある谷川九段を講師に、将棋を始めたきっかけや、竜王戦について語ってもらい、自身が竜王復位を果たした第9期竜王戦七番勝負の棋譜解説なども行いました。

市民交流スペース
(3階の市民交流スペース)

竜王アカデミー
(会場内の様子)

竜王アカデミー
(講師を務めるのは谷川浩司九段)

谷川九段
(羽生竜王から2度奪取したこともあり、通算4期竜王位を獲得している)

Ryuou20181124010163_215時過ぎの局面です。広瀬八段は36分の考慮で7筋に戦線を拡大しました。代えて▲6三銀△同金▲7二角△4七銀(1)▲同金△同成銀▲同玉△3六角▲5七玉△7一飛▲6三角成△同角▲6二金△3六角▲7一金△3八角(変化A図)は後手勝ち。Ryuou201811240101_78(2)▲6九玉△6二金▲8一角成△4八銀不成▲7九玉△4七角(変化B図)も先手自信なしとの結論でした。Ryuou201811240101_72控室では▲7五歩△同歩▲7四歩に△3四銀(変化C図)と進めています。

Ryuou201811240101_66先に桂を損するものの、将来の▲2五桂が銀当たりになるのを避けつつ、4三の地点をカバーし、△3三桂の活用も視野に入れて味がいい一着です。
しかし、最後の△3四銀を「読みの本線としては考えづらい」と稲葉八段は話しています。