2013年8月の記事

2013年8月15日 (木)

Ryuou201308150101_13振り駒の結果、郷田九段の先手に決まった本局は相掛かりに進みました。
相掛かり▲2八飛型は郷田九段が近年得意にしている戦型です。森内名人も相掛かりは受けて立つことが多いです。図から先手が腰掛け銀にするか棒銀にするかで分かれます。いずれも急戦の変化をはらみながらじっくり進むことが多いようです。

第26期竜王戦決勝トーナメントはいよいよ大詰め。渡辺明竜王への挑戦権を懸けた、挑戦者決定三番勝負が始まる。勝ち進んだのは森内俊之名人(1組2位)と郷田真隆九段(1組4位)。竜王獲得1期、挑戦も2回経験している森内名人に対し、郷田九段はこの三番勝負への進出が初めてになる。挑戦に向け一歩先んじるのはどちらだろうか。両者の対戦成績は森内名人24勝、郷田九段21勝。
インターネット中継は、棋譜・コメント入力を銀杏記者が、ブログを文が担当する。

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2013年8月10日 (土)
2013年8月 9日 (金)

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図の局面で佐藤九段が投了を告げた。△7四同歩は▲6二飛成△7二銀▲7一銀△8三玉▲8二金△8四玉▲9五金までの詰み。銀で取っても同様の詰み筋で詰む。終局時刻は22時42分。消費時間は▲郷田4時間58分、△佐藤4時間59分。郷田九段は自身初の挑戦者決定三番勝負を戦う。