山崎七段、自信ありか 図は19時20分頃の局面。山崎七段の▲7六金は力強い手つきで指されました。棋士室の検討が当たり始めています。後手は自玉を安全にする△3一玉を指したいところですが、▲8二歩からゆっくりと攻めるぐらいで後手難局との見解です。 (虹)
夕食休憩 この局面で丸山九段が22分考えて夕食休憩に入った。ここまでの消費時間は▲山崎3時間21分、△丸山3時間26分。夕食の注文は丸山九段がチキングリルAセット(イレブン)・野菜サラダ(イレブン)・ミネラルウォーター500ml2本・烏龍茶500ml1本・無糖缶珈琲1本、山崎七段の注文はありませんでした。対局は19時に再開します。 (虹)
「先手持ち」の声 図は17時過ぎの局面。棋士室のモニター前では豊島将之七段、稲葉陽六段、菅井竜也五段が口頭での検討を行っています。先手を持って指してみたいと言われています。 (左:豊島七段 中:稲葉六段 右:菅井五段) (虹)
両対局者の手元 (山崎七段の手元。サイズの大きなティッシュ箱が置かれている) (丸山九段の手元。トレードマークの大振りの扇子だ。また撮影後に改めて見ると、ミネラルウォーターのペットボトルの数が増えていた) (虹)
意表を突いた一着 16時25分頃の局面。棋士室では「本局は意表を突かれる手が多い」と言われていますが、この△4四飛も3三の角筋を止めており見えにくい一着のようです。先手は▲5八飛~▲5五歩と中央から攻める筋がありそうでしたが、ここで△4七飛成を防ぐために▲5八金や▲5八玉と受けると5筋の攻め形が築けません。 (虹)
16時頃の局面 山崎七段が9筋の端攻めを受け、その流れで左辺から盛り上がって9四の飛車を圧迫しています。と同時に2筋の攻めも見据えており、丸山九段は△2四歩~△2三銀と銀冠を組んで受けに回っています。 (朝の丸山九段) (虹)