2012年7月の記事

2012年7月24日 (火)

三浦弘行(みうら・ひろゆき)八段は1974年2月13日生まれの38歳。竜王戦は1組、順位戦はA級。群馬県出身。西村一義九段門下。棋士番号204。1987年、6級で奨励会入会。1992年四段昇段(プロ入り)、2001年八段。獲得タイトルは1期(棋聖1)、棋戦優勝は2回。竜王戦決勝トーナメント入りは4回目(第13期竜王戦、第18期竜王戦、第23期竜王戦)。2005年、竜王戦挑戦者決定戦進出。
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おはようございます。渡辺明竜王への挑戦者を決める第25期竜王戦(読売新聞主催)決勝トーナメント、三浦弘行八段(1組5位)-稲葉陽六段(4組優勝)戦は、7月24日(火)10時から東京・将棋会館で行われます。本局の勝者は次局で、丸山忠久九段(1組4位)と対戦します。
過去の対戦成績は稲葉1勝。先手の稲葉五段(当時)が角換わりの戦いを制しました。
本局の棋譜・コメント担当は八雲、ブログ担当は紋蛇でお送りします。本日はよろしくお願いいたします。

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2012年7月14日 (土)

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(勝った山崎七段はベスト4に進出。次戦で飯島栄治七段と対戦する)

以上で本日の中継を終了致します。御観戦いただきましてありがとうございました。

なお次回の竜王戦決勝トーナメントは、三浦弘行八段(1組5位)-稲葉陽六段(4組優勝)戦が、7月24日(火)、東京・将棋会館で行われます。そちらの中継もどうぞお楽しみに。

2012年7月13日 (金)

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図の局面で豊島七段の投了となりました。

終了時刻は23時21分。消費時間は▲山崎4時間59分、△豊島4時間59分。勝った山崎七段はベスト4に進出。三番勝負進出を懸け、飯島栄治七段と対戦します。

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図は23時25分頃、先手がはっきり優勢になったと見られた局面。

ここで豊島七段は△3三飛と受けの自陣飛車を放ちました。

棋士室では「豊島さんの執念が出た一着」と言われています。

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図は山崎七段が▲4一銀と引っ掛けた手に対し、豊島七段が△8三歩と成桂を取った局面。後手玉に詰みはなく先手玉が詰めろになっているかの勝負のようで、棋士室では「超難解な終盤戦」と言われています。

23時20分、山崎七段は図の局面から▲5三馬と香を取りました。後手玉は▲3一角以下の詰めろ。以下実戦は△8四桂に▲6七玉と玉を下に逃がしました。棋士室の見解は「先手玉は危なそうだが、なかなか詰まない。ただ合駒を使わされると後手玉の詰めろが消える可能性がある」と見られています。
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図は△6一馬と飛車に当てた局面。以下▲6一同飛成△同金▲8六玉と進みましたが、棋士室では、「△6一馬はどうだったんですかねー」と言われ、先手がよくなりそうと見られています。
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