
図は20時頃、△7九角と打った局面。▲同玉でも▲同金でも、4筋に飛車を打って4四馬を抜くことができます。それでも先手優勢に変わりはなさそうですが、具体的に良さを拡大するのは大変かもしれません。三浦八段の考慮時間が1時間を切っていることも考えると、逆転の余地はありそうです。

図は20時頃、△7九角と打った局面。▲同玉でも▲同金でも、4筋に飛車を打って4四馬を抜くことができます。それでも先手優勢に変わりはなさそうですが、具体的に良さを拡大するのは大変かもしれません。三浦八段の考慮時間が1時間を切っていることも考えると、逆転の余地はありそうです。

17時頃の局面は▲3九香△2六香と打ち合ったところです。先手は次に▲3六香、後手は△2八香成と大駒を取り合い、▲1四角や▲1二角と寄せに行く手が検討されています。先手玉が堅いこともあり、後手はしばらく粘り強く受ける展開が続きそうです。

14時55分頃、三浦八段は1時間43分の長考で香を成りました。以下、△1三同桂▲1四歩△2五桂。そこで三浦八段が少考して▲1三角と打ちました。△2五桂に代えて△4七角成なども考えられたので、意外だったのかもしれません。
