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2022年6月15日 (水)

おはようございます

おはようございます。棋聖戦第2局の朝を迎えました。本日もよろしくお願いいたします。
対局スケジュールは下記の通りです。

09:00 対局開始
10:00 午前のおやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
15:00 午後のおやつ

Dsc_0230(今朝の新潟市は曇り。写真は「高志の宿 高島屋」の中庭です)

本局はABEMAで生中継されます。
解説者は飯島栄治八段、戸辺誠七段、聞き手は上田初美女流四段、安食総子女流初段。
【ABEMA 棋聖戦第2局】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/ErfuDAUsaKZUGF

(吟)

2022年6月14日 (火)

開会式(3)

両対局者が決意を述べて退室したあと、第2局の見どころが語られました。本田女流三段が司会で、鈴木九段、木村九段、近藤正七段、中沢三段がステージに登壇しました。

Dsc_0189

Dsc_0197 鈴木九段
「永瀬さんの千日手は最近減っていた。藤井棋聖と戦うときに自分のストロングポイントが長期戦ということで、意識的に千日手を視野に入れて指したのかなと」

木村九段
「高島屋さんに来るのは十数年前に羽生棋聖に挑戦して(2009年、第80期五番勝負第1局)以来。第1局の千日手は、永瀬さんとしては藤井さんが後手番のときに何をやるか出方をうかがったということもあって、満足のいく結果だったと思う」

Dsc_0199 (近藤正七段)
師匠の原田から「アマチュアの方には良寛流、棋士には剣士流」という教えをもらったが、年を取ると棋士に良寛流をやってしまう。解説会では師匠の話や奨励会幹事を務めたときの話をできれば。

Dsc_0218(閉会のあいさつは古田眞之・高志の宿 高島屋 代表取締役会長)

「明日の解説会の予約があっという間に埋まって、ファンの注目を感じる。明日の対局が滞りなく進むようお手伝いをさせていただきます」

本日の中継ブログの更新は以上で終了いたします。明日の第2局をお楽しみに。

(吟)

開会式(2)

歓迎の花束を受け取った両対局者は、第2局の決意を語りました。

Dsc_0155

Dsc_0165

Dsc_0185(藤井棋聖)

高島屋さまにはいつか訪れてみたいなと思っていた。実現してうれしく思っている。厳しいスタートになったが、1局指して反省点が多く見つかった。第2局以降に生かして頑張っていきたい。

Dsc_0168(永瀬王座)

高島屋さんに来るのは2度目。1度目は羽生先生とのタイトルを懸けた対局で、結果は幸いしなかったが、その経験が自分を支えている。明日も一生懸命、藤井棋聖にぶつかりたい。

(吟)

開会式(1)

18時からは棋聖戦第2局の開会式が開催されました。

Dsc_0112(地元の歓迎のあいさつは中原八一・新潟市市長)

300年の歴史を有する岩室温泉にようこそ。対局するお二方には今宵、高島屋さんの料理と温泉で疲れを癒やしていただければ。

Dsc_0117(鈴木力・燕市市長)

燕市は原田泰夫さんの出身地。高島屋さんには原田さんの「名局の宿」という揮毫がある。ぜひその揮毫にふさわしい対局を。

Dsc_0126(主催者あいさつは、産経新聞東京本社の本田誠・文化部長)

高島屋さんでの棋聖戦の第1回は昭和58年の第42期。明日の第2局は歴史の新しい1ページになる。

Dsc_0136(日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段)

新潟には四段になりたての頃に原田先生のカバン持ちでうかがった。「界道盟」という言葉に感銘を受けたことを思い出す。

(吟)

インタビュー

検分後、藤井棋聖、永瀬王座の順に、主催紙のインタビュに―応じました。

Dsc_0089「第1局に敗れて後手番ということで厳しいスタートになってしまった。立て直せるように頑張りたい」

Dsc_0097 「(最近の勝敗について)去年経験したことがうまく咀嚼できていると感じる。本局は先手番でいかに主張できるかがポイントになる」

(吟)

対局検分

Dsc_0068(16時すぎに検分がスタートしました)

Dsc_0072(感触を確かめるように駒を並べる藤井棋聖)

Dsc_0081

Dsc_0085(立会人の木村九段が長机の位置について、両対局者に聞いていました)

(吟)

揮毫

Dsc_0055(白扇に揮毫する藤井棋聖)

Dsc_0047(挑戦者の永瀬王座も扇子に揮毫)

(吟)

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