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2021年6月 6日 (日)

午前のおやつ

10時、午前のおやつは渡辺名人がストロベリーショートケーキ、アイスコーヒー。藤井棋聖がガトーショコラ、アイスコーヒーです。

Dsc_5530(渡辺名人の注文したおやつ)

Dsc_5532(ストロベリーショートケーキ)

Dsc_5535(藤井棋聖の注文したおやつ)

Dsc_5542(ガトーショコラ)

(琵琶)

9時、対局開始

Dsc_5496(9時、一同が一礼して対局が始まった)

Dsc_5510(渡辺名人の初手は▲2六歩だった)

Dsc_5523(藤井棋聖の2手目は△8四歩。相掛かり模様に進む)

(琵琶)

対局開始前の様子

Dsc_5221(8時43分、挑戦者の渡辺明名人が先に入室)

Dsc_5235(下座に着くと信玄袋から扇子と懐中時計を取り出す)

Dsc_5280(お茶を出すホテルの従業員に軽く会釈をする)

Dsc_5282(渡辺明名人と記録係を務める渡辺和史四段)

Dsc_5312(藤井棋聖の入室は8時47分)

Dsc_5333(座る前に信玄袋を脇に置く)

Dsc_5359(駒袋から駒を盤上に散らす藤井棋聖)

Dsc_5384(ゆっくりと駒を並べる藤井棋聖。藍色のグラデーションの羽織り)

Dsc_5399(渡辺名人もゆったりと並べていく。萌黄色の羽織りを身にまとう)

Dsc_5443(渡辺和四段が振り駒を行う)

Dsc_5448(と金が3枚出て、渡辺名人の先手番に決まる)

(琵琶)

本日のスケジュール

おはようございます。本日のスケジュールは以下の通りです。

9:00         対局開始
10:00        午前のおやつ
12:00~13:00  昼食休憩
15:00        午後のおやつ

本局は8時30分からABEMAでライブ中継が行われます。解説は飯島栄治八段、広瀬章人八段。聞き手は本田小百合女流三段、中村桃子女流初段が担当します。

【ABEMA】
https://abema.tv/now-on-air/shogi

Dsc_5199

(本日の千葉県は曇りだが、雨予報が出ている)

(琵琶)

2021年6月 5日 (土)

特別座談会

緊急事態宣言に伴って前夜祭が開幕式となりました。参加予定者を対象に特別座談会が行われました。座談会の模様は各部屋のテレビに配信されました。

Dsc_5107(座談会の様子)

Dsc_5157(日本将棋連盟会長の佐藤康光九段)

「AIを使った研究が棋士の中でも欠かせません。お二人とも使われていると思いますが、ここ2、3年で変わったなと思います。強さの質が違う感じがします。藤井さんの将棋は普通の手を積み重ねて勝っていく。渡辺さんは独特の勘、感覚のよさがあると思います」

Dsc_5139(棋聖戦第1局立会人の島朗九段)

「あまりにも舞台設定ができすぎています。どちらが負けても不思議なシリーズですね」

Dsc_5113(司会は山田久美女流四段が担当した)

本日の更新は以上です。明日の開幕局をお楽しみに!

(琵琶)

開幕式

18時から開幕式が行われました。

Dsc_4914_2(両対局者が入場し、会場が拍手に包まれる)

Dsc_4937(主催者あいさつの飯塚浩彦・産経新聞社代表取締役社長)

「思い起こせば、昨年は最年少奪取なるかで非常に注目を集めた対局でした。昨年とは立場を入れ替える格好で、リターンマッチです」

Dsc_4966(主催者あいさつの佐藤康光・日本将棋連盟会長)

「戦前から注目を集めている今期の五番勝負です。八大タイトル戦の中、近年はリターンマッチがあまり出ていない状況で、それだけいま将棋界の競争が厳しい時代なのかなと思っています」

Dsc_4969(佐藤康光会長と両対局者)

Dsc_4999(歓迎の言葉を述べる渡辺芳邦・木更津市長)

「盛大に開催されることに喜びと歓迎を申し上げたい。木更津市でのタイトル戦開催は第42期の棋聖戦以来です。東京湾で唯一、自然の干潟が残っているのが木更津です。心に残る対局になることを祈念しています」

Dsc_5007(棋聖戦第1局のイベントに出演する棋士たち)

Dsc_5044(決意表明を語る藤井聡太棋聖)

「この度は私にとって初の防衛戦になりますが、大変充実されている渡辺名人を挑戦者に迎えています。非常に注目していただけるシリーズになっているかと思います。それにふさわしい熱戦をお見せできるように全力を尽くしたいと思っています。皆様よろしくお願いいたします」

Dsc_5030(挑戦者・渡辺明名人の決意表明)

「今年も挑戦者としてヒューリック杯棋聖戦に出場することができてうれしく思っています。昨年は反響の大きいシリーズになりまして、私にとっては残念な結果でしたが、思い出に残る五番勝負になりました。今回はまた出場できるということで、昨年にまさるとも劣らない番勝負にできればと思っています。明日から番勝負が開幕するということで、緊張と気合いの高まりを感じているところであります。明日からの対局はホテル三日月に宿泊されている皆様、全国各地の皆様が各種メディアを通じてご覧になると思いますので、将棋を楽しんでもらえるように、また普段は将棋になじみのない方もご覧になると思いますので、将棋ファンを増やしていけるような戦いを目指して頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」

Dsc_5082(閉会の辞は小高芳宗・ホテル三日月グループ代表取締役社長が務めた)

「今日は高校の大先輩である丸山九段とともに木更津市で将棋普及をしてまいりました。このコロナ禍において明るいエンターテイメントを開催していただけることを感謝申し上げます。将棋界の頂上決戦で序盤、中盤、終盤スキがなく、駒が躍動する姿が日本中に届くと思います」

安倍晋三・前内閣総理大臣 将棋文化振興議員連盟最高顧問から祝電が届きました。
「藤井聡太棋聖と渡辺明名人との棋聖戦開催をお祝い致します。お二人での活躍が、日本の伝統である将棋を若い世代に身近なものしてくれました。先の展望を描きながら毎回の手番に神経を集中し、相手の出方を見ながら作戦を変化させる。しかも、自分一人だけで判別する緊張感と醍醐味、お二人の姿が、多くの人々を励まし、惹きつけると確信します。結びに、コロナ禍の中、開催に尽力された産経新聞社、日本将棋連盟、ホテル三日月に敬意を表します」

(琵琶)

共同記者会見

17時から共同記者会見が行われました。

Dsc_4711(共同記者会見に臨む藤井棋聖)

Dsc_4729(初防衛戦や対戦相手の渡辺名人についてコメントする藤井棋聖)

【藤井棋聖】
――将棋を指す木更津市の子どもたちに向けて、メッセージをいただけないでしょうか。

「木更津市を訪れるのは初めてで、対局室から見た景色がきれいで感謝しています。緊急事態宣言の延長でイベントが中止になって残念なこともありましたけど、明日は熱戦になるように全力を尽くしますので、楽しんで観戦していただけたらと思っています。子どもたちにはこれからも楽しんで将棋を続けてもらいたいです」

Dsc_4832(昨年の五番勝負を振り返るとともに今期の抱負を語る渡辺名人)

【渡辺名人】
――再び、藤井棋聖との番勝負です。抜群の安定感でここ1年を過ごされました。ご自身の評価はいかがですか。

「昨年、藤井さんとの初の番勝負が棋聖戦で、番勝負はそれ以来です。昨年は自分は負けてしまっているので、1年越しにまた対戦できる機会がきたのはうれしく思っています。タイトルを持ったまま藤井さんと対戦できる状態に持ってこれたのはよかったです」

Dsc_4850(共同記者会見の様子)

会見の様子は下記の動画配信でもご覧になれます。

【第92期ヒューリック杯 棋聖戦 藤井聡太棋聖、渡辺明名人が記者会見】
https://www.youtube.com/watch?v=YN_MWsxrJ3A

(琵琶)

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