2020年12月14日 (月)

20201214130 手数は130手に達しました。西山女流王座が追い込んでいるようです。「これがひっくり返ることがあるんだね」と日本将棋連盟常務理事を務める鈴木大介九段。検討手順の中には後手が勝つ変化もあるようでした。まだ勝負はわかりません。

Dsc_0262 (控室の検討陣は盛り上がっている)

20201214120 時刻は17時を回りました。関係者が固唾をのんで見守る中、西山女流王座が実戦的に嫌な手を積み重ねて粘っています。控室の検討陣から「スッキリしない」という声も上がりました。現局面は△2一香や△5九竜などが気になります。やはり女流王座は簡単に勝たせてくれません。少し前は考えられなかったことですが、里見香女流四冠が正念場を迎えています。

20201214104 控室では終局に向けて各関係者が準備を進めていました。しかし西山女流王座は簡単に土俵を割りません。上図は△3八角と王手金取りに打ったところ。▲2七飛打に△4三角などの追撃があります。まだ先手が残していそうですが、油断できない状況になっているでしょうか。里見香女流四冠は時間を使っています。

Dsc_0173001 (簡単には諦めない)

2020121493里見香女流四冠が差を広げています。▲2一飛が攻防の詰めろ。▲6四桂△同歩▲6三金△同玉▲6一飛成以下の詰み筋です。西山女流王座は△4一歩と頑張りました。▲同飛成なら△5二銀と弾いて先手を取る狙いでしょう。女流王座が頑張りを見せていますが、形勢逆転は難しいと見られています。

Dsc_0242 (里見香女流四冠は着地を決められるか)