2021年5月25日 (火)

20210525d両者ともに高美濃から銀冠に組み替えました。膠着状態が続くと思われましたが、長沢女流四段が▲7七桂と跳ねたのです。相手の飛車が7筋にいるため大胆な一着といえます。まずは△7五歩を心配する必要がありますが、▲同歩△同銀に▲7三歩がうまい切り返しになるようです。▲7三歩を飛車以外の駒で取ると▲7五銀で銀をタダ取りできます。したがって後手は△7三同飛ですが、▲6五桂と飛車取りに跳ね出す手が絶好で、△7二飛に▲7五銀と銀を取ることができて先手が成功です。振り飛車は左桂がうまくさばければ優位に立つことが多いため、ここから局面が大きく動くかもしれません。

Dsc_0281(緩急自在のさばきで優位を築きにいく長沢女流四段)

20210525a先手の長沢女流四段が中飛車を選択しました。対して後手の加藤結女流初段は右銀を繰り出す急戦策を見せました。

1図で先手が▲6六銀と上がって後手の仕掛けを封じたため、第二次駒組みが始まります。

2図まで進み、互いに高美濃の堅陣を築き上げました。じっくりした戦いになっています。

20210525b

Dsc_0291(鋭い攻めが持ち味の加藤結女流初段。うまく戦機をとらえることができるか)