2021年6月 3日 (木)

▲渡部-△北村戦は、銀冠穴熊対三間飛車の戦いです。今年4月に第48期岡田美術館杯女流名人戦女流名人リーグで対戦したときも先後も戦型も同じでしたが、渡部女流三段が組み方を少し変えて角道を通したまま穴熊に潜りました。

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図は△5五歩と仕掛けたところ。▲5五同歩には△4五歩と突けば、△5五角や△4四銀から△5五銀と前進できます。本譜は▲5五同角に△5四銀▲7七角△6五銀▲5五歩△4五歩と進みました。

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Dsc_0107(朝の香雲。女流王座戦が2局行われている)

▲中村真ー△上川戦は上川女流二段の三間飛車に、中村女流三段が向かい飛車に振り、相振り飛車戦となりました。序盤、後手の△3六歩に▲4六銀と応対したことで、本局は力戦模様に進んでいます。

Joryu_ouza20210603010119 その後、中村女流三段は▲5六銀と銀を四段目に2枚並べて配置すると、飛車先交換後に▲8五飛と引き、後手の攻めを力で封じにいく方針を採りました。対して、上川女流二段がこのあとどういった攻めの構想を築くかが注目されます。

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Photo_6 (向かい飛車から力で相手の攻めを封じにいく方針を採った中村女流三段)

Photo_7 (上川女流二段は囲いの堅さでまさっており、このあとは攻めの構想が問われるところだ)

関西将棋会館の▲村田-△山口恵戦は、矢倉脇システムの進行になりました。脇謙二九段の名前が戦法についています。

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上図から山口恵女流二段は△5三銀~△4四銀右と、右銀を進出させました。
村田女流二段は角を換えたあと、バランスを取った構えを取っています。定跡を離れた力戦になっています。

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(開始前の様子)