2024年7月16日 (火)

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関西将棋会館の▲加藤桃子女流四段-△佐々木海法女流初段は79手で加藤女流四段が勝ちました。終局時刻は14時48分。消費時間は、▲加藤桃2時間5分、△佐々木2時間2分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。
勝った加藤女流四段は準々決勝で山根ことみ女流三段-塚田恵梨花女流二段の勝者と対戦します。

Joryu_ouza20240716020184_2▲渡部-△室谷戦ですが、穏やかな流れから一転して攻め合いとなっています。図は14時30分頃の局面で、室谷女流三段が飛車金両取りを掛けたところ。立会人を務める川上猛七段は、最も激しい変化として▲7六飛△4五金▲7四歩△同銀▲同飛△同歩▲7三歩を挙げています。

Dsc_0057 (室谷女流三段は先手の攻めに対応できるか)

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図は佐々木女流初段が8三に銀を打たれるスペースを消して△8三歩と受けたところ。加藤女流初段は20分考え、▲6一竜△同銀▲7一金と攻めました。△9二玉に▲6一金と、銀を取った手が詰めろになっていて厳しい攻めと見られています。加藤女流四段が決めにいっているようです。

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(一気に決めにいった加藤女流四段。写真は昼食休憩明け)