2018年6月19日 (火)
2018年6月18日 (月)

本日の対戦結果は以下の通りです。

清水市代女流六段〇-●中村真梨花女流三段
和田あき女流初段〇-●石本さくら女流初段


本日の中継は以上で終了となります。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。

次回の中継は明日の6月19日(火)、中井広恵女流六段ー伊藤沙恵女流二段戦、甲斐智美女流五段ー山田久美女流四段戦です。お楽しみに。

【和田女流初段の談話】

――本局を振り返っていかがでしたか

「序盤で指しやすくなっていたとは思うのですが、最後は大変にしてしまいました。(61手目)▲4一角と打ち込んだあたりはよくなったと感じていましたが、9筋からの端攻めは常に気にしながら指していました。しかし(85手目)▲2七飛成と追い返されたあたりはたしかに流れがおかしいかなと……。終盤も追い上げられ、勝ちを確信したのは本当に最後の詰みが見えたところです」

――これで本戦入りです。本戦に向けての意気込みをお願いします

「初の本戦入りなので、素直にうれしいです。ただ本戦はどなたも強い方ばかりですので、また気を引き締めて臨みます」

――ファンの方に向けてのメッセージをお願いします

「本戦も中継があるということで、うれしく思います。自分の将棋を見ていただける機会というのはそこまで多くありませんが、しっかり準備をして指しますので、よろしくお願いします」


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(感想戦では時折笑顔も見られた)

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Img_7592 清水女流六段は終始積極的な姿勢で踏み込み、本戦進出を果たした。

Img_7598 中村女流三段は、ギリギリの勝負に持ち込んだが最後は届かなかった。

Img_7599 感想戦は17時30分頃まで行われた。

【清水女流六段の談話】

――序盤は鳥刺し模様の作戦でしたね。
「はい。少し工夫して見たのですが、中村女流三段の▲6五歩(23手目)が新しい手で、そこからはまったく未知の将棋になりました」

――中盤はどのように見ていましたか。
「△1五歩(36手目)は、指しすぎだったのかもしれませんが、そこまでの流れから思いきって突きました。読みというよりは、感覚を重視した手で、結果的にはそれがよかったのかもしれません」

――△6五桂(44手目)から気持ちよくさばいたように見えました。
「手順は流れるような攻めなのですが、直後の▲1三歩成(51手目)の反撃も厳しいので実際の形勢は難しいと思っていました。そこからの終盤戦は読み比べになると覚悟を決めて踏み込んだ感じです」

――終盤はいかがでしたか。
「最後の△5九竜(78手目)のところはこちらも怖いのですが、読んだ限りでは大丈夫だと思いましたので、思いきって決めにいったのが功を奏しました」

――これで本戦に出場が決まりした。
「まず、率直にとても嬉しいです。この1年ほどは公務に追われることが多かったのですが、それだけに対局には新鮮な気持ちで臨めています。本戦でもモチベーションを維持して、自分らしい将棋を指せればと思います」

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苦戦の続く石本女流初段ですが、この△9五歩から徐々に流れが変わります。以下▲同歩△5三角▲6五飛△3三銀と銀を救出。さらに▲2七飛成△1四馬▲4五桂△4四角▲3三桂成△同角と進みました。

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後手は歩切れが解消でき、さらに角も急所のラインに移動できました。後手玉への厳しい攻めもひとまずなくなり、先手よしながらもかなり差が詰まっているというのが、遠山六段と石田五段の見解です。

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15時頃、▲4五同飛の局面まで進行しました、後手の手番ですが歩切れで端攻めが決行できず、先手優勢というのが中継室の石田直裕五段の見解です。

Photo_40 苦戦を強いられている石本女流初段。巻き返すことができるか

※この記事の写真は、リコーイメージング株式会社のPENTAX K-3 で撮影しました。