定刻の10時になり、対局が開始されました。
長沢女流四段の振り歩先で行われた振り駒の結果は、と金が3枚。井道女流初段の先手です。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
定刻の10時になり、対局が開始されました。
長沢女流四段の振り歩先で行われた振り駒の結果は、と金が3枚。井道女流初段の先手です。
※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
第5期リコー杯女流王座戦は本戦1回戦が進行中です。7月14日(火)は長沢千和子女流四段と井道千尋女流初段の対局をお送りします。対局場所は東京・将棋会館「銀沙」。持ち時間は各3時間。両者の対戦は本局が3局目で、対戦成績は井道女流初段の2勝です。
【棋譜中継】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/5/joryu_ouza201507140101.html
本局の中継は睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
―― 本局を振り返っていかがでしたか。
中井 ▲6一角(47手目)に対して△8六歩と突いておいたほうがよかったですね。▲6三歩に△7二飛(58手目)と寄って指しやすくなったかなと。そこから少しリードしたと感じました。
―― どの辺りで勝ちを意識しましたか。
中井 余していると思いましたが△2四桂(122手)と打って勝ちになったかなと。
―― 2回戦以降の抱負をお願いします。
中井 これまで2回戦を勝ったことがなく、毎年同じところで負けているので、いままでより上にいきたいです。とにかく一局、一局ですね。
本局の中継は終了となります。ご観戦ありがとうございました。
次回のリコー杯女流王座戦中継は7月14日(火) 長沢千和子女流四段-井道千尋女流初段戦です。どうぞお楽しみに。
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
中継に加藤桃子女流王座が来訪した。
「先手が苦しそうですね。△6七歩と指すのかな。直接たたく△6八歩もありそうですが、▲2九飛があるかなぁ」と話してくれた。
(モニターを見る加藤女流王座。本戦トーナメントの勝者を待ち受ける立場だ)
(しばらくして継ぎ盤に並べ考え始めた)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
図は▲5三銀成に△6五桂と跳ねた局面。桂は7三から跳ねたもので、飛車筋が通って7八の金に当たっている。また5七の地点を直撃点も見逃せない。中井女流六段のカウンターがヒットしたか。形勢は後手に振れたように見える局面だ。
(反撃の跳躍でチャンスをつかんだ中井女流六段)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
(▲6一角に手を止める中井女流六段)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
△6二銀に中澤女流1級が32分使って昼食休憩に入った。消費時間は▲中澤女流1級59分、△中井女流六段48分。対局は13時に再開される。
(後手の中井女流六段が△6二銀と引いた局面で昼食休憩。再開後、中澤女流1級の指し手に注目だ)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
じっくり駒組みを進めていた両者だが、11時24分に中澤女流1級が7筋から動く。△7五同歩には▲同銀で▲6四歩を狙うのだろう。
対戦成績は中井女流六段の2戦2勝。初対戦は本棋戦の第1期二次予選。対局当時、中澤女流1級はアマチュアとして参戦して中井女流六段と戦った。
本局はどちらが制するのだろうか。
【第1期リコー杯女流王座戦二次予選 ▲中井-△中澤戦】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/ricoh20110611.html
(▲7五歩と動いていった中澤女流1級。写真は開始前、駒を並べているところ)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
(中澤女流1級の▲7六歩に一呼吸おいてから△3四歩を着手した中井女流六段)
※この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。