△5五歩に▲7三歩成△5六歩▲同銀と進んで図。金桂交換で後手が駒得を果たした。先手は傷を負ったが▲7四とが残っている。と金を払われた場合は▲4五歩で後手陣の急所をつく手がある。中継室を訪れたある棋士は「▲4五歩があるならいい勝負なのか」と話した。また、▲4五歩の牽制のために、図で△7三角を候補手に挙げている。7三角の射程の先には2八飛がある。
2014年8月 6日 (水)
戦闘開始
60手目の局面から▲7五歩△6四銀▲7四歩△5六歩(図)と進んだ。これは昼食休憩前の△6五歩とは激しさがけた違い。本格的な戦闘に入りそうだ。
先手長考
盛夏
本日、東京の予想最高気温は36度。日差しも強く、道をゆく人は日陰を求めながら歩いてた。
(千駄ケ谷駅開業110周年記念スタンプラリー。鳩森神社のスタンプ)
(こちらは将棋会館のスタンプ。台紙は千駄ヶ谷駅改札で配布中)
※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。
先手の課題
対局再開後、加藤女王は6筋の歩を交換した。その後、1筋の歩の突き合いなどを経て、あらためて△7三桂(図)と右桂を活用する。じっくりとした、腰の入った攻めだ。対する先手は6八角の活用という課題がある。後手に6筋を狙われているので5七銀は動かしにくい。先手は穴熊の堅陣があるとはいえ、攻めの手段がないと苦しくなる。
加藤桃子女王
香川愛生女流王将
対局再開
両者とも再開数分前から席に戻っていた。再開するとすぐに数手ほど指された。
(大広間で行われているのは本局のみ)
※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。