芦江七菜子さん（大阪）が１回戦勝利一番乗りを果たしました。

（勝った芦江七菜子さん）

審判長の東和男七段の合図を皮切りに、対局が一斉に開始されました。
各テーブルに置かれた対局時計が一斉に鳴り、ほどなくして静寂が対局室を包んでいきます。
室内に響いているのは乾いた駒音だけです。

（１回戦の様子）

（室谷早紀（大阪）－茅原有希（兵庫）戦は相穴熊戦）

（堀 彩乃（高知）－工藤佳織（京都）戦は重厚な角換わり腰掛け銀の戦いになった）

開会式が終わり、対局の準備が始まりました。
先ほどまでは明るく振る舞っていた選手たちも、いまは険しい表情。
真剣勝負を前にして集中力が高まっている様子です。

（西日本大会で使用される対局時計。持ち時間は各20分、切れると一手30秒未満での着手となる）

（開会のご挨拶は寺本孝宏株式会社リコーコーポレートコミュニケーションセンター戦略統括室リーダー）

（審判長は東和男公益社団法人日本将棋連盟常務理事）

（開会式の様子）

抽選の結果、１回戦の組み合わせは次のようになりました。

石本 さくら（大阪）　－　三嶋 聖奈　（和歌山）
山口 絵美菜（京都）　－　里見 咲紀　（島根）　
浅野 法子　（大阪）　－　芦江 七菜子（大阪）　
田中 沙紀　（石川）　－　畑中 さゆり（埼玉）　
松尾 千優　（兵庫）　－　田村 真理子（東京）　
中澤 沙耶　（愛知）　－　大城 千花　（静岡）　
脇田 菜々子（愛知）　－　藤井 奈々　（京都）　
室谷 早紀　（大阪）　－　茅原 有希　（兵庫）　
堀 　彩乃　（高知）　－　工藤 佳織　（京都）　
山田 美晴　（兵庫）　－　高柳 理沙　（東京）　
河内 あゆみ（石川）　－　諏訪 景子　（大阪）　

※ 敬称略

 （９時30分になり受付と抽選が始まる。一番乗りは畑中さゆりさん）

 （４期連続アマ予選通過を目指す中澤沙耶さん）

 （里見香奈女流王座の妹・里見咲紀さんは２年ぶりの出場）

アマチュア予選西日本大会対局規定は次の通りです。


＜対局規定＞

１）対局は総平手、振り駒で行う。
２）予選は２勝通過、２敗失格。決勝はトーナメント戦。
３）持ち時間は対局時計を使用。
　　予選・決勝トーナメントともに各20分、切れたら一手30秒未満での着手となる。
４）対局時計の位置は、後手番の人が選択する
５）対局時計は指した方の手で押す。
６）千日手・持将棋は先後を交代し、すぐに指し直す。
７）指し直し局の持ち時間は前局の残り時間とする。
８）持将棋は27点法。同点の場合は後手の勝ちとなる。
９）禁じ手は全て反則負けとなるが、投了後にわかった場合は投了が優先となる。
10）その他、問題が生じた場合は審判の判断を仰ぐこと。

本日のタイムスケジュールです。
※ 時間は進行により前後する場合があります。


10:00～　　開会式

＜予選＞
10:10～　　１回戦
11:15～　　２回戦
12:20～　　３回戦（１勝１敗者のみ）

13:20～　　昼食休憩

＜決勝トーナメント＞
13:50～　　準決勝
14:55～　　決勝

16:05～　　表彰式

おはようございます。本日４月20日（日）、大阪市福島区の「関西将棋会館」にて第４期リコー杯女流王座戦アマチュア予選西日本大会が行われます。

棋譜中継は決勝３局の模様を15時ごろから行う予定です（予選の進行状況により時間が前後する場合があります）。予選の模様は本ブログにて随時お伝えいたします。

中継は若葉記者、夏芽記者、飛龍の３人が担当いたします。よろしくお願いいたします。

（西日本大会の会場となる関西将棋会館）