2012年8月10日 (金)

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里見女流四冠は3筋を突き捨てた後、飛車先を突いていきました。清水女流六段は80手目の局面から▲2四歩△同飛▲2五歩△2二飛▲2六飛と1歩を渡して2筋を受けましたが、里見女流四冠は入手した歩を使って、△4五歩▲同桂△4四歩から桂得しました。
76手目の辺りは清水女流六段が良さそうでしたが、93手目は後手が桂得して持ち直しているようです。

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エレベーターで4階に上がると、まず見えるのが大山康晴十五世名人の肖像画。
大山十五世名人は亡くなるまで現役でA級に在籍し、生涯通算成績は1433勝781敗(勝率0.617)。

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入口近くの大きな部屋が多目的ホール。本日は将棋四百年記念・名人教室で使用されています。

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関係者以外立ち入り禁止の表示の奥まで進むと、「錦旗の間」、「水無瀬の間」(本局の対局場所)があります。

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里見女流四冠は12分の考慮で△3五歩▲同歩と3筋の歩を突き捨てました。持ち時間は両者1時間を切っています(残り時間は▲清水59分、△里見42分)。

【棋譜コメントより】
「△5四歩と突かれたときの対応は棋風が出ますね。▲2六飛か▲5九飛や▲6五歩ですね」(山崎隆之七段)
「僕は▲5九飛ですね」(菅井竜也五段)
「なるほどー。▲2六飛には△2五歩で勝負ということなんでしょうね」(山崎七段)

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関西将棋会館1階には、リコー杯女流王座戦のポスターがあります。初代覇者は加藤桃子女流王座。
清水女流六段は、1期では加藤女流王座と決勝五番勝負でフルセットまで争いました。

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ポスターの真ん中には大きく加藤桃子女流王座の姿。

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トーナメントシード選手は里見香奈女流四冠、上田初美女王、甲斐智美女流四段、清水市代女流六段、中村真梨花女流二段、伊藤沙恵奨励会1級。シードにはタイトルホルダーや前回ベスト4のメンバーが優先されています。

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関西将棋会館4階ではプロ棋士3人による5面指し(計15局)が行われています。
この指導対局は、将棋名人400年記念・名人教室のイベントの一環。名人教室のイベントは8月10日(金)~8月12日(日)の3日間にわたって行われます。
※ただし、申し込みの受付けはすでに終了しております。

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(大石直嗣四段)

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(船江恒平五段)

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(矢倉規広六段)

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伊藤博文六段「▲2五歩と突いてみたいですね。▲2五歩△同歩▲同飛に飛車がさばけたら良さそうなので、△2四歩と打つと思います。以下▲2六飛△4五歩▲3五歩△4四角には▲6五歩(参考図)と突く筋がありそうですね。▲6八角でも十分そうですが、△6四歩とされるので、今仕掛けたい気がします」

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45手目▲4六角の局面を見て、コメントする大石直嗣四段。

【棋譜コメントより】
大石四段「△7三桂には▲9八香から穴熊に組み替えるのでしょうか。それは先手だけが穴熊に組めるので満足だと思います。なので、後手は△7三角とぶつけて(1)▲同角成△同桂。もしくは(2)▲6八角と引いておくのでしょうか。僕なら▲6八角と引いて穴熊に組みたいところです」

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