戦型は後手の四間飛車です。8八の角を飛び出した▲5五角が変わった手で、後手が△6四歩を突いていない形で天王山に出るのは珍しいです。西山女流三冠は△4三銀▲6六歩△3二飛と応じました。
飛車を3筋に回ったのは、△4二角から△3五歩と攻める含みがあります。後手が主導権を握れそうで、先手は慎重に対応しないといけません。
戦型は後手の四間飛車です。8八の角を飛び出した▲5五角が変わった手で、後手が△6四歩を突いていない形で天王山に出るのは珍しいです。西山女流三冠は△4三銀▲6六歩△3二飛と応じました。
飛車を3筋に回ったのは、△4二角から△3五歩と攻める含みがあります。後手が主導権を握れそうで、先手は慎重に対応しないといけません。
リコー杯第14期女流王座戦は、挑戦者決定戦を迎えました。勝ち上がったのは西山朋佳女流三冠(白玲・女王・女流王将)と香川愛生女流四段です。これまでの対戦成績は、西山女流三冠の9勝1敗で8連勝中。直近の対局は昨年10月の第45期霧島酒造杯女流王将戦三番勝負第2局で、勝った西山女流三冠が防衛を決めました。
対局は9月6日(金)、東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒の秒読み。先後は振り駒で決定します。日本経済新聞に掲載される観戦記は、上地隆蔵さんが担当します。
【リコー】(主催)
https://www.ricoh.co.jp/
【日本経済新聞社】(特別協力)
https://www.nikkei.com/
インターネット中継は棋譜コメントを琵琶、本ブログを紋蛇が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。