入玉の可能性 コンピュータソフトによる検討を積極的に取り入れている千田翔太五段は現局面のソフトの読み筋や評価値を踏まえて「評価値は先手持ちです。先手が寄せきりそうな手順もありますが、まだ間違えれば逆転してしまうという状況です」 (継ぎ盤のひとつ。「決めに行ったら入玉されました」と、先手側を持っていたある棋士の弁)