2015年4月19日 (日)

11時頃、何局かの決着がついています。

田中 沙紀(石川)  -  磯谷 祐維(岐阜)
河内 あゆみ(大阪)○-● 礒谷 真帆(千葉)
田村 真理子(東京) -  室谷 早紀(大阪)
宮崎 真耶(京都) ●-○ 浅野 法子(大阪)
崎原 知宙(大阪)  -  山内 恵美(大阪)
中谷 純子(兵庫) ●-○ 野原 未蘭(富山)
水町 みゆ(福岡)  -  堀 彩乃(高知)
山田 美晴(兵庫)  -  積木 由紀子(広島)
榊 菜吟(大阪)  ○-● 酒井 彩花(香川)
柏井 宏子(大阪) ●-○ 九反 萌子(福岡)
山口 真子(大阪)  -  上田 可奈子(京都)
里見 咲紀(島根) ○-● 佐藤 陽子(大阪)
茅原 有希(兵庫)  -  三嶋 聖奈(和歌山)
藤井 奈々(京都)  -  今井 絢(愛知)

今井 絢(愛知)-藤井 奈々(京都)戦は、角換わり腰掛け銀になりました。今井さんは前期の東日本大会、藤井さんは西日本大会の優勝者です。
今井-藤井戦

田村 真理子(東京)-室谷 早紀(大阪)戦は、相振り飛車です。田村さんは第2期、室谷さんは第1期で優勝経験があります。
田村-室谷戦

予選1回戦の組み合わせは以下の通りとなりました。

田中 沙紀(石川) - 磯谷 祐維(岐阜)
河内 あゆみ(大阪)- 礒谷 真帆(千葉)
田村 真理子(東京)- 室谷 早紀(大阪)
宮崎 真耶(京都) - 浅野 法子(大阪)
崎原 知宙(大阪) - 山内 恵美(大阪)
中谷 純子(兵庫) - 野原 未蘭(富山)
水町 みゆ(福岡) - 堀 彩乃(高知)
山田 美晴(兵庫) - 積木 由紀子(広島)
榊 菜吟(大阪)  - 酒井 彩花(香川)
柏井 宏子(大阪) - 九反 萌子(福岡)
山口 真子(大阪) - 上田 可奈子(京都)
里見 咲紀(島根) - 佐藤 陽子(大阪)
茅原 有希(兵庫) - 三嶋 聖奈(和歌山)
藤井 奈々(京都) - 今井 絢(愛知)

主催者挨拶とルール説明が行われました。

P1230624_syusai_aoki (青木聡 株式会社リコーコーポレートコミュニケーションセンター 戦略統括室 戦略・統括室長)

おはようございます、リコーの青木と申します。お忙しい中、また足元の悪い中、リコー杯女流王座戦西日本アマ予選の方にお集まりいただきありがとうございます。皆さんご存知の通り、第4期は加藤桃子さんが西山朋香さんを3連勝で破って女流王座の座につきました。そして2月に就位式が行われまして、と思ったらアマチュア予選が始まるということで。すでに4月5日にですね、東日本大会で3名の通過が決まりました。
女流王座戦の特徴は、基本オープンな大会ということで、女性であればどなたでも参加できるところです。ということはどなたにでも女流王座のタイトルを獲る可能性があるということです。ぜひ皆さん、女流王座を目指して頑張っていただければと思います。強豪の方が集まっていると伺っているのですけど、ぜひ力を発揮して勝ち抜いていただけるように健闘をお祈り致します。

P1230630_sima (島朗 公益社団法人日本将棋連盟 常務理事)

皆さんおはようございます。日曜の朝から多くの方にお集まりいただきありがとうございます。
リコーさまは将棋をはじめ、文化に本当にご理解のある会社で、この女流王座戦もとても斬新なシステムです。これで勝ち上がって女流棋士と対戦して、アマチュアの方が勝たれる場合がすごく多いです。今日、少数精鋭で出られた感じの大会というのは、私も名前を知っている方が多数いらっしゃいます。
ただ大会ですので、実力プラス勝ち運というものも必要になってくると思います。皆さんが力を出し尽くせるよう願っております。今後の女流王座戦にも出ていただけるように、注目をもって見ていただけるようにお願い致します。

P1230638_ooisi (大石直嗣六段 審判長)

[競技方法とルール]

・対局は総平手、振り駒。
・予選は2勝通過、2敗失格となる。その後 トーナメント。
・持ち時間は各20分で切れたら一手30秒の秒読み。
・対局時計は着手した方の手で押すこと(厳守)。
・対局時計のボタンはすべて選手が押すこと。
・対局時計の位置は後手の権利とする。
・千日手は先後交代。残り時間持ち時間とする。ただし、持ち時間を使い切っている場合は、初手から30秒の秒読み。
・相入玉将棋は持ち点方式で、27点に満たない場合は負けとする。
大駒5点・小駒1点・玉は点数として数えない
同点数の場合は後手勝ちとする。また下記の「入玉将棋の宣言法」を採用する。
・禁じ手はすべて見つけられた時点で反則負けとなる。
・その他、問題が生じた時は、双方の時計を止めて、係員の指示に従うこと。

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[入玉将棋の宣言法]
宣言しようとする側の手番で、手を指さずに「宣言します」と言い、時計を止めて対局を停止させ(秒読み中は、時間切れ前に宣言し対局を停止する)その時の局面が、下記の条件を全て満たしていれば、宣言した側が勝ちとなる。

①宣言した側の玉が、敵陣三段目以内に入っている。
②宣言側が(大駒5点・小駒1点の計算で)先手の場合28点以上の持ち点がある。
後手の場合27点以上の持ち点がある。
ただし、点数の対象となるのは、宣言側の持ち駒と、玉を除く敵陣三段目以内に存在する宣言側の駒のみである。
③宣言側の敵陣三段目以内の駒は、玉を除いて10枚以上存在する。
④宣言側の玉に王手がかかっていない(詰めろや必死であることは関係ない)。
⑤宣言側の持ち時間が残っている。

以上、1つでも条件を満たしていなかった場合、宣言した側が負けとなる。
もちろん、宣言する前にどちらか片方が投了することは可能である。