お互いが普段の実力を十分に発揮していただいて、将棋ファンの皆さんの期待にこたえるような名局を期待します。
今日はお足元の悪い中、たくさんの方にお越しいただきまして本当にありがとうございます。そして主催していただいております株式会社リコーさま、特別協力していただいております日本経済新聞社さまに厚く御礼を申し上げます。
今期初めて挑戦者になることができまして、加藤さんと対局できることが決まった瞬間はとても嬉しかったです。今回の五番勝負はどのようになるのか予想もつかないのですけれども、名局を残したいという気持ちよりも、一局一局すべて自分の力を発揮できるようなシリーズにしたいと思います。その中で皆さまに対局をしている姿を見ていただければ嬉しく思います。
本当にたくさんの方に支えられて成り立っている棋戦ですので感謝の気持ちを忘れず、またとない機会でもありますので楽しみたいと思います。明日もどうぞよろしくお願い致します。
本日はお忙しい中、またお足元が悪い中、たくさんの方にお越しいただきましてありがとうございます。私自身大阪に来るのは第1期のリコー杯以来で久しぶりなんですけど、皆さまに温かくお迎えいただいてとても嬉しいです。ありがとうございます。
先ほど入場するときに、スポットライトがまぶしくて、なんかまるで格闘技を今からやるぞ!みたいな感じの入場の仕方だったので少し照れてしまいました。羽生先生にも、囲碁の井山先生にもお出でいただいて、たくさんの棋士の方にもお越しいただいて、盛大に前夜祭が開かれていることに感激しております。
対戦相手の里見先生とタイトル戦という大舞台で戦うことが実現して、まず一番に嬉しいという気持ちがあります。里見先生には戦いの場以外では、ご飯をごちそうしていただいたり、困っているときに「こっちにおいで」と手招きしていただいたり、相談に乗っていただいたり、本当にお世話になりっぱなしで、なにより私も強くなりたいという気持ち、その刺激を与えてくれる存在です。
明日は日ごろの感謝の気持ちも込めて全力でぶつかっていけたらな、と思っております。また明日の対局は日本経済新聞紙上に掲載していただくのですが、あとから読み返して恥ずかしくない将棋を指せればと思っております。頑張りますのでよろしくお願い致します。