2013年7月 2日 (火)
辛抱を重ねる
気持ちのいい桂跳ねだが……
対局再開
昼食休憩の対局室
昼食休憩
図の局面で12時10分となり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲島井1時間14分、△里見32分(持ち時間各3時間)。対局は13時に再開されます。
強気の女流四冠
図は里見女流四冠が、7五で歩を交換したあとに飛車を1つ引いた局面です。ここで島井女流二段は▲8八角と飛車交換を臨みました。飛車を引いた手の流れから見て△7五歩と謝るのかと思われましたが……。
ズバッと△7八飛成! △7四飛と引いた1手の損も、先手の8八角型が飛車の打ち込みに強いことも気にしない、強気の姿勢です。
▲7八同銀△4五歩▲7九歩と打ったのが上図。先手は底歩を打ち、あらかじめ飛車の打ち込みに備えています。
四間飛車穴熊 対 銀冠
本局は島井女流二段の四間飛車穴熊に、里見女流四冠が銀冠で対抗しています。里見女流四冠の対振り飛車穴熊の銀冠と言えば、昨年度の将棋大賞で名局賞特別賞を受賞した女流名人位戦五番勝負第5局や、史上初の女流五冠を達成した今年5月のマイナビ女子オープン五番勝負第3局(いずれも上田初美・現女流三段戦)を思い出させます。
本局、島井女流二段は3筋に飛車を回って1歩を手持ちにする戦い方を選びました。