昼食休憩に入る 図の局面で清水女流六段が38分考えて昼食休憩(12時~13時)に入りました。消費時間は▲加藤42分、△清水1時間2分(持ち時間は各3時間・チェスクロック使用)。昼食の注文は加藤奨励会1級が「うな重・梅、肝吸い」(ふじもと)、清水女流六段が「なべ焼きうどん」(みろく庵)でした。 (朝、入室直後の加藤奨励会1級) (牛蒡)
激戦の予感 図の▲1七桂は田中四段が「指せば激しい将棋になる」として挙げていた手です。進行の一例は△8一飛▲2五桂△4二銀▲5五角。他にも変化は多そうです。一気に形勢が動く可能性も秘めた局面、控室はここで昼食休憩(12時~13時)に入ると見ています。 (中川八段は先手を持って検討している。継ぎ盤では図から△1三桂▲5五銀が並べられていた) (牛蒡)
Twitter解説の裏側 Twitter解説を担当する田中四段は現地の控室で検討しています。継ぎ盤で検討して、さらにパソコンで解説を入力する田中四段。大車輪の活躍です。 (Twitterで解説する田中四段。控室を訪れた千葉幸生六段は「田中先生の解説を見ないと分かりません」といってパソコンをのぞきこむ) (牛蒡)
先手が積極策に出る 加藤奨励会1級は4筋で銀交換を挑んだのち、飛車を4筋に振りました。序盤から動いて主導権を握ろうとしています。控室を訪れた渡辺明竜王は「加藤さんが積極的に指していますね」と感想を述べました。 (渡辺竜王は本日、大広間で対局中。局面を確認すると足早に対局室に戻っていった) (牛蒡)
戦型は角換わり 第4局の戦型は角換わりになりました。図の△6三金は右玉を思わせる一手。角換わり右玉は立会人の中川大輔八段が得意にしている指し方です。対する加藤奨励会1級は21分考えて図から▲4五銀とぶつけていきました。 (控室で検討する中川大輔八段と、それを見守る島朗九段) (牛蒡)
将棋会館 第4局は東京の千駄ヶ谷にある「将棋会館」で行われます。本日の東京は曇り。冷え込みが厳しい朝となりました。 (東京・将棋会館) (決戦の場は特別対局室。飛燕と銀沙は控室として使用される) (牛蒡)