2011年11月 3日 (木)

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15時から現地大盤解説が始まった。トップバッターは立会人の佐藤九段。

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会場はぎっしり。椅子も予定より増設された。

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聞き手を務めるのは愛知県出身の室田女流初段。

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ここから先は対局室と控え室がある。関係者以外は立ち入り禁止となっている。

(吟)

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図は加藤奨励会1級が勇躍▲2五桂と跳ねだした局面。跳ねた桂はバックできない、決断の一手だろう。局面はヒートアップしてきた。

【twitter解説】
「▲2五桂を見て野月七段は「やんちゃだね」と言い残して対局室に行かれました。この手では▲6六歩△7五歩▲同飛△6六角▲7六飛△7五歩▲6六飛△同飛▲7三歩成~▲8三歩成という激しい順も検討していました」(矢内理絵子女流四段)

(吟)

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ど~んと大きな豊橋名物の「植田まんじゅう」。10人分の大きさで迫力がある。右が普通サイズのおまんじゅう2個。ホテルの方にカットしてもらう。

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こちらはピンクの「植田まんじゅう」。

(吟)

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清水女流六段が注文したのはバナナのムース(マロンクリーム添え)とホットコーヒー。

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加藤奨励会1級が注文したのはパッションフルーツのムース(りんごのコンポートとともに)とグレープフルーツジュース。
14時30分に対局室へ運ばれた。

(吟)

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図は清水女流六段が△5四飛と引いた局面。

【飛び入りtwitter解説】棋譜コメント52手目より
△5四飛からは▲4五銀△2四飛▲2五歩△6四飛▲3四歩△4二角▲7六飛(変化図)の展開が予想されます。
この手順はじっくりとした流れです。前述手順の最後の▲7六飛は、△7五歩を突かせない意味です。これは変化の一例であって、選択肢の広い局面なので、予想は外れそうな予感がします。
さらに続けると、▲7六飛には△3五歩が面白そうな一手です。仮に▲9六歩なら、△4四歩▲5六銀△3六歩▲5五銀△3七歩成▲同金△5四歩▲6四銀△同角(変化2図)の味が良く、後手がパラダイスです。
そのため、ここでの▲4五銀も善し悪しといえます。

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昼食休憩時、先手側から見た盤面。

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本局に使用されているのは良尊作兼成書の盛上げ駒。盤・駒ともに地元の愛棋家の方が所蔵している一品である。

(吟)