終局後、古河女流二段にインタビューを行い一局を振り返っていただきました。
―― 一局を振り返っていかがでしたか。
古河 途中は悲観していたのですが、▲5四金に△3二角(110手目)と打って、簡単には負けなくなったかなと。ただ勝ちきるまでは大変だと思っていました。
―― 勝ちを意識された瞬間は。
古河 △2五桂(146手目)で攻めが切れなくなって、先手玉が寄るのではないかと感じました。
―― 本戦への抱負をお願いします。
古河 斎田さんに勝てるとは思っていなかったので、何も考えていませんでした。ここまで来ることができてよかったなと。本戦も謙虚な気持ちで指したいと思います。
(聞き手・吟 写真・文)