2011年12月12日 (月)

Kanai本局のTwitter解説を務めるのは金井恒太(かない・こうた)五段。

「おはようございます。いよいよ最終局。戦型は清水先手なら後手のゴキゲン中飛車、加藤先手なら横歩取りと予想します。いずれにしても終盤まで目の離せない展開となるでしょう」


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第1期リコー杯女流王座戦はいよいよクライマックスを迎える。清水市代女流六段と加藤桃子奨励会1級で争われる決勝五番勝負は、2-2のタイで最終局を迎えた。果たして初代女流王座の栄冠を手にするのはどちらか? これまでの4局を振り返ると、バリエーションに富んだ戦型が指されているのがわかる。興味深いのはすべて後手が勝っている点だろうか。第5局では、改めて振り駒が行われる。

・第1局 ▲清水-△加藤 相掛かり 後手勝ち
・第2局 ▲加藤-△清水 横歩取り 後手勝ち
・第3局 ▲清水-△加藤 ゴキゲン中飛車 後手勝ち
・第4局 ▲加藤-△清水 角換わり腰掛け銀 後手勝ち

本局の立会人は中川大輔八段、記録係は川崎直人二段(勝浦修九段門下)が務める。Twitter解説の担当は金井恒太五段。インターネット中継は、棋譜・コメント入力を吟記者が、ブログを文が担当する。

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