▲中澤－△貞升戦は、先手が敵陣に角を打ち込んで猛攻に出ています。しばらくは、先手の攻め、後手の受けの図式で局面が展開しそうです。

中澤女流初段は、序盤のじりじりした展開から一転して激しく攻め始めた。

貞升女流初段にとっては、危険な局面が続きそうだ。

12時40分、対局が再開されました。

（手番の藤井女流初段。▲７七角とした）

（本田女流三段）

12時40分を回り、対局が再開されました。

12時、図の局面で貞升女流初段が14分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲中澤39、△貞升１時間19分。昼食の注文は両者ともにありません。対局は12時40分に再開します。

昼食休憩時の対局室。

昼食休憩時の盤面。

12時、この局面で藤井女流初段の手番で昼食休憩に入りました。△４二角までの消費時間は▲藤井53分、△本田49分。昼食注文は両者ともなし。対局は12時40分に再開されます。

（昼食休憩中の盤面）

（対局場）

▲藤井－△本田戦の戦型は先手中飛車になりました。図は10時40分頃、藤井女流初段が時間を使っている局面です。後手が穴熊を目指したところで、先手は居玉のまま攻撃を目指すかを決めるべきでしょう。

藤井女流初段は似た駒組みを過去にも採用していますが、相手が穴熊に組んできたのは初めてです。

【参考　第９期リコー杯女流王座戦　対塚田恵梨花女流初段戦（藤井勝ち）】

http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/9/joryu_ouza201906030101.html

振り駒は本田女流三段の振り歩先で「と」が３枚。藤井女流初段の先手となりました。

対局は定刻の10時に開始されました。

（先手の藤井女流初段）

（後手の本田女流三段）

（本局では「リコー将棋AI棋譜記録システム」（リコー棋録）によって棋譜が記録されている）

振り駒で中澤女流初段の先手番に決まり、対局が開始されました。

貞升南女流初段。

中澤沙耶女流初段。

対局開始前の様子。

10時13分の局面。戦型は角換わりに進んでいます。

７月１日（水）は第10期リコー杯女流王座戦二次予選の本田小百合女流三段－藤井奈々女流初段戦と貞升南女流初段－中澤沙耶女流初段戦をお送りいたします。対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）、使い切ると一分将棋となります。

棋譜中継とブログ更新は独楽と八雲、写真撮影は牛蒡が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

（中村桃女流初段は最終盤での逆転勝ち）

（堀女流１級は惜しくも敗れた）

（感想戦の様子）

以上で本日の中継はすべて終了いたします。ご観戦いただきありがとうございました。