豊島名人がベスト4進出 146手まで、豊島名人が勝ちました。終局時刻は22時48分。消費時間は▲藤井4時間59分、△豊島4時間59分。勝った豊島名人はベスト4に進出し、次戦で1組ランキング戦優勝の渡辺明三冠と戦います。
豊島名人勝勢 ともに一分将棋に入った最終盤。先手玉は△3六角が明快な詰みとされていましたが、豊島名人は△5七香成を選択。こちらは手順が長くなるが、やはり詰んでいそうと棋士室では話されており、豊島名人が勝勢になったようです。
幻の妙手 図は飛車取りを掛けながら△5七金を見せた局面。ここで▲2五桂が△3六角で抜かれるだけに指しにくい手ながら妙手とのことで、△5七金には▲5九玉△3七角成に▲4八歩で先手勝ちと話されていました。しかし実戦は▲1七飛で、これは△5五飛に▲同銀は△5六香以下先手玉が詰むため、再逆転したと見られています。
残り4分対10分 図は22時16分ごろの局面。ここで豊島名人が3分考え、残りは藤井七段が4分、豊島名人は10分となっています。検討では豊島名人が指せそうとされていますが、杉本昌八段は「藤井が勝ちになる順もある」と話しており、最終盤の検討が行われています。 (棋士室の検討の様子。杉本昌八段はいつしか豊島名人側に回っていた)
3三対5筋 先手は3三を後手は5筋を攻める展開となっていますが、受ける側の利きも多く、一筋縄では倒れないようです。よってここでは▲4五桂と力をためる手が話されていましたが、藤井七段はいきなり▲3三桂と打ち込んでいきました。