2020年7月24日 (金)

20200724e

図の▲6五銀で同一局面4回となり千日手が成立しました。終局時刻は15時43分。消費時間は、▲丸山九段1時間1分、△藤井聡棋聖3時間26分。

指し直し局は30分後の16時13分より、先後を入れ替えて行われます。

20200724d図は15時過ぎの局面。藤井聡棋聖が8、7筋から攻めて銀交換に持ち込みましたが、丸山九段は▲8三歩~▲7四銀で後手の飛車を押さえ込みにかかりました。次は▲6三銀成や▲8二歩成△同飛▲8三銀成のような順があり、後手を焦らせています。

Maryyama_gogo(3手目▲2五歩を指す丸山九段)

20200724c

先手の棒銀に藤井聡棋聖は△4五角から3三の銀を2二に引いて対応。図はこれ以上押すのは難しいと見てか、丸山九段が▲2六銀と立て直したところです。ここで藤井聡棋聖がまとまった時間を投入しています。(1)△7五歩、(2)△5五銀、(3)△4二玉など候補手が多い局面で、考えどころかもしれません。Gogo(藤井聡棋聖はどのように方針を採っていくか)

12時40分、対局が再開されました。

Saikai1 (12時35分頃の特別対局室。藤井聡棋聖が戻っていた)
Saikai3
(一瞬、天井に視線を送る。悩ましいのだろうか)

Saikai4 (丸山九段は12時42分に戻ってきた)Saikai5(眼鏡をかけ直し、盤に向かう)