千日手成立 図の▲6五銀で同一局面4回となり千日手が成立しました。終局時刻は15時43分。消費時間は、▲丸山九段1時間1分、△藤井聡棋聖3時間26分。 指し直し局は30分後の16時13分より、先後を入れ替えて行われます。
先手、押さえ込みの作戦 図は15時過ぎの局面。藤井聡棋聖が8、7筋から攻めて銀交換に持ち込みましたが、丸山九段は▲8三歩~▲7四銀で後手の飛車を押さえ込みにかかりました。次は▲6三銀成や▲8二歩成△同飛▲8三銀成のような順があり、後手を焦らせています。 (3手目▲2五歩を指す丸山九段)
駒組みが続く 先手の棒銀に藤井聡棋聖は△4五角から3三の銀を2二に引いて対応。図はこれ以上押すのは難しいと見てか、丸山九段が▲2六銀と立て直したところです。ここで藤井聡棋聖がまとまった時間を投入しています。(1)△7五歩、(2)△5五銀、(3)△4二玉など候補手が多い局面で、考えどころかもしれません。(藤井聡棋聖はどのように方針を採っていくか)
対局再開 12時40分、対局が再開されました。 (12時35分頃の特別対局室。藤井聡棋聖が戻っていた) (一瞬、天井に視線を送る。悩ましいのだろうか) (丸山九段は12時42分に戻ってきた)(眼鏡をかけ直し、盤に向かう)