2020年8月12日 (水)

・今期ランキング戦は1組3位。1組在籍は6期連続11期目。1組から1度だけ2組に降級した際は1期で1組復帰
・ランキング戦優勝は4組(第12期)、3組(第20期)の2回
・決勝トーナメントを戦うのは5期連続12期目(第12、16、20~24、29~33期)、決勝三番勝負進出は第23期と24期の2回

Kubo5

今期の決勝トーナメントでは、2組優勝の佐々木勇気七段戦で逆転勝ちを収め、準決勝に駒を進めました。

20200812_25上図は12局の前例がデータベース上にありました。進行の一例は△7五歩▲同歩△同飛▲6七銀△7六歩▲8八角△8六歩▲同歩△1五歩(変化図)。平成の初期に指された手順です。

Ryuou202008120101_34本譜は△4四角で前例を離れました。歩越しの角ですが、1筋をにらみながら△3三桂~△2一玉~△2二銀~△3一金のような囲い方を見せる、現代調の指し方といえるでしょうか。

20200812_26Maruyama04 (丸山九段は大胆な角上がりを披露)

今朝、久保九段は9時39分に対局室に入りました。今期は1組3位の成績ですが、先輩でもある丸山九段に配慮したのか、下座に就きます。

Kubo04 (1組からの出場だった久保九段は下座に)

丸山九段は9時51分の入室でした。下座側の入り口に向かいましたが、久保九段が座っているのを認めると上座側の入り口に足を向けています。

Ue03 (丸山九段は上座側に回る)

Ue04 (着座すると大量の飲み物をお盆に並べた)

Asa5 (定刻になり、対局開始の一礼を交わす。観戦記担当は鈴木宏彦さん)

丸山九段の振り歩先で、振り駒の結果はと金が4枚。久保九段の先手に決まりました。

Kubo01(先手は久保利明九段)

Maruyama01 (後手になった丸山忠久九段)

Ue01(駒を並べる両者)