決勝トーナメントの準決勝第1局は8月12日(水)、関西将棋会館で対局 おはようございます。第33期竜王戦の挑戦者争いは4人に絞られました。決勝トーナメントの準決勝第1局は久保利明九段(1組3位)と丸山忠久九段(2組2位)の顔合わせに決まりました。丸山九段が大阪に遠征し、関西将棋会館で行われます。対局は8月12日(水)10時開始予定。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定します。 (大阪は晴れて気温が35度まで上がる見込み)棋譜・コメント入力は武蔵記者、ブログは飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
丸山九段が準決勝進出 ▲佐藤和七段-△丸山九段戦は、図の局面までで丸山九段の勝ちとなりました。終局時刻は21時51分。消費時間は、▲佐藤和七段4時間55分、△丸山九段4時間49分。勝った丸山九段は準決勝に進出。次戦では久保利明九段と対戦します。
複雑な攻守の切り替え ▲2五桂は気迫あふれた手で、一見は△4七銀▲5九玉△5六飛▲同銀△5八金で後手勝ちです。しかし、途中の▲5六同銀で▲6九玉とかわせば、飛車取りと▲1二と△同玉▲1四香の追い込みが残ります。 実戦は▲5九玉に△2四歩と受けに回りました。2筋を突いたのは、玉の懐を広げて受けやすくしています。 (朝の丸山九段。攻守を織り交ぜている)