角上がりで前例を離れる 上図は12局の前例がデータベース上にありました。進行の一例は△7五歩▲同歩△同飛▲6七銀△7六歩▲8八角△8六歩▲同歩△1五歩(変化図)。平成の初期に指された手順です。 本譜は△4四角で前例を離れました。歩越しの角ですが、1筋をにらみながら△3三桂~△2一玉~△2二銀~△3一金のような囲い方を見せる、現代調の指し方といえるでしょうか。 (丸山九段は大胆な角上がりを披露)