夕食休憩 図の局面で羽生九段が34分使って夕食休憩に入りました。休憩時間は18時から40分間。消費時間は▲羽生4時間26分、△丸山2時間21分(持ち時間は各5時間)。羽生の出前注文は「ざるそば」(ほそ島や)、丸山が「ヒレカツ定食、赤だし」(ふじもと)。
梶浦六段が来訪 先手は6五にいた銀で角銀交換を果たし、3五の銀で飛車を押さえ込んでいます。やりたいことをそのままできている印象を受けます。 図の局面は先手が駒得であり、▲8二角や▲3六角など角の使い道が多いことから、梶浦宏孝六段は「やや先手持ち」と話しています。ただ、4七のと金は不気味で先手も怖さがあります。 (控室で継ぎ盤に向かう梶浦六段。本局の新聞解説を務める) (梶浦六段は今期5組優勝から決勝トーナメントベスト4まで勝ち上がった)
銀高金低 図は15時21分の局面。羽生九段は主導権を握ろうと攻めかかってます。銀2枚を五段目に進め、金2枚は自陣低くに残す、駒の役割がはっきりした陣形です。15時30分、丸山九段は図から△4七歩成と踏み込みました。早くも勝負どころといえそうです。 (丸山九段は序盤をノータイム指しで飛ばし、急所で時間を使う)
1階売店 (将棋会館1階売店。第3回abemaTVトーナメントのTシャツはいくつか完売) (居飛車のエルモ囲い、振り飛車の金無双など対抗形の新しい指し方が増えた) (羽生九段の扇子) (歴代竜王の扇子。左から谷川九段、佐藤康九段、森内九段。上段に糸谷八段) (第13期十段戦の写真があった。十段戦は竜王戦の前身となった棋戦)